ひとつの時代が終わり…

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前回、私の元職場について書かせてもらいましたが、昨日ある劇場が閉館になりました。

青山劇場。昨日の青山バレエフェスティバルを最後に閉館するそうです。

青山と言えば私も一度だけ踊らせていただきました。2000年の青山バレエフェスティバルラストコンサート。もう15年も前のことです。

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よくよく見たら久保紘一さん、小嶋直也さんだけでなくDavid Dawsonまで出ていた舞台でした!

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みんな素敵なダンサーたちばかりでしたので、楽しかったことは楽しかったのですが、すでにこの時点で私は精神的にも肉体的にも限界を感じていました。この一カ月後にメイク道具もバレエシューズも捨ててしまったので、このプログラムも見るだけで、人生のなかで一番辛い時期を思い出してしまって封印していましたが…引っ張り出してみることに。

青山劇場。ちょうど私が日本を離れていた頃に建てられ、青山バレエフェスティバルとか東京フェスティバルバレエとかで大いに盛り上がっていた当時の日本のバレエ界を、私は全く知らないのです。

しかも、その頃はバブル真っ只中で、韓国ウォン、香港ドル、オーストリアシリングでお給料をいただき、慎ましく生活をしていた私は日本に帰国するたびに、夜な夜な遊び呆けて、煌びやかな服やブランド物のバッグを持つ人たちが、まるで宇宙人のような存在に感じたものです。

そんなバブル期に建てられた劇場が、問題を抱えていることは、みんな薄々気づいていた、とは言え、いざなくなる、と聞くと、少し寂しい気がします。

好きでうかれていたわけではないのかも知れないけど、なんだか地に足がついていないような時代。でも勢いだけでは成長するにも限界がある…バブル期のツケは今、みんなが抱えている問題だと思います。

私はバブルの恩恵を全く受けることない10代、20代を過ごしてきたので、よくわかりませんが、あの時代良い思いをされた方々は生活レベルを落とすことは、さぞかし勇気がいることだったと思います。

青山劇場もなくなり、ゆうぽうともなくなり…

これから直面しなくてはならない問題…山ほどあるかも知れません。

左右木健一