今日はジェレミー君たちの個人指導前にクランの街にあるインド人街へ!
ところがこれにびっくり!
すなわち、牛の尿100%!なんと家の周りや床に蒔いて、悪霊を追い払うそうです。いやあ、かなりのカルチャーショックです(笑)すっかりお店のおじちゃんたちと仲良し。
「日本はどんなに偉い社長でも礼儀正しいのよ」
と、おばちゃん。んんん…どうなんでしょう?全ての社長さんがそうではないんですよ、とは言えませんでしたが…日本が美化されている気はしました。
稽古場でジェレミー君たちを指導したあと、マレーシアマガジンの中村さんおすすめのインスタントラーメンを作りました!
何をリクエストされたか?はい、これ!
軽くなった身体で、生徒たちに一作品振付してあげました!
日本ではクララ、ダンシン、クロワゼ、といった各世代別にわかれ、しかもDVD付きの素晴らしいバレエ雑誌が発売されていて、情報が簡単に手に入ります。
しかしマレーシアにはそんな雑誌はおろか、色々な情報が足りません。私が初めて韓国を訪れた1985年の状況に似ていますが、そんな韓国は日本が上演を果たせなかったジョン・クランコの「オネーギン」を日本よりも早く上演して、中高、大学にはバレエ科があり、今では日本よりもバレエを習う環境が整っています。
宗教上の問題もあるので、マレーシアが韓国のように発展する、とは思えないですが、少なくとも日本がいまの状態で呑気に構えていれば、アジアのなかで置いてきぼりになるのでは?と危機感を感じます。
日本人は二者択一でしか物事を選択できない、とよく言われますが、たしかに情報収集するわりには
「結局その道を選んでしまうわけ?安易だなあ」
と思われているみたいです。色々な選択肢がある、ということにより、心に余裕ができる…
マレーシアでそうとう学ぶことが出来、そんなご縁に感謝です。
「私の国、日本はこんなに素晴らしいんだよ」
と胸を張れるような行動をしたい、と思います!
左右木健一