田中黎水那は帰国しましたが、土田みくにはまだモナコにいます。

彼女もマメに報告してくれるので、逆にこちらの更新が追いつかないくらいです!

仙台でノンビリと普通の学生生活を過ごすのが悪い、とは決して言いません。わざわざ子供に苦労させる必要もない、とも思います。しかし、もし留学出来る機会があれば、いかに日本が平和で、いかに恵まれているか、を私がガミガミ言わなくても理解してくれるであろう…そう思うんです。

海外では「誰かに助けてもらうこと」を期待してはいけないですし、まして本気で怒ってくれる人なんて少ないです。自由な反面、恥をかくのも、失敗するのも自己責任。ある意味、非常に冷たいです。

だからこそ、人から認められるように、陰で努力をする必要があるんです。

そんな強さを身につけてくれたら、本当に嬉しいです!


さて、土田みくにのレポート。続きです!


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おはようございます。
3週目のレッスンが始まり、担当の先生がキャロル先生になりました。キャロル先生は、とても見本が綺麗でかっこいいです!
毎日、本当に楽しいクラスです。

クラシックのクラスでは、上半身をたくさん使って動くことを1番注意して頂きました。そして、目線もとても大切で、キャロル先生はひとつひとつのポーズのラインをていねいに教えてくださります。
私もキャロル先生のような綺麗なラインに近づけるように頑張ります!私は、横のタンジュの時のアンデオールがあまいということを特に注意して頂いたので、意識してなおしたいです。

コンテンポラリーのクラスでは、フォーサイスの作品を教えて頂いています。振り付けをすぐに覚えて、踊れるように集中してレッスンを受けていきたいです。曲はジャズっぽくて楽しいです。先生が決めたグループで踊っています。グループごとに話し合ってポーズを決めたりする時に私のグループの友達が話していることを理解しやすいようにゆっくり話してくれたり、工夫してくれているので、話し合いに参加することが出来ました。とても優しい友達で嬉しいです!
キャロル先生の踊りを真似して、かっこよく踊れるように頑張ります。

テクニックのクラスでは、ピルエットの回り方と終わり方、ジャンプ、そしてバーレッスンでの早い動きなどを主にやっています。特に早い動きでは、お腹とお尻をしっかりしめて引き上げて躍ることが大切だと教えて頂きました。早い動きでも、先生の注意を守って出来るように練習しています。ピラティスで習っている正しい筋肉の使い方をレッスンにも生かしたいです。

レッスンで先生から注意して頂いたことがすぐに出来たり、前の日の注意が次の日のレッスンの時になおっていると先生は、
「tres bien Mikuni!!」
と言ってくださります!
とっても嬉しい気持ちになります!!

先生の注意は本当に大切なことなので、絶対に聞き逃さずにレッスンを受けたいです。

月曜日には、「Conference」という授業がありました。自分の体としっかり向き合うことの大切さを教えて頂きました。綺麗なつま先になるためにはどうしたら良いか、つま先の正しい伸ばし方、足を上げる時の筋肉の使い方などを教えて頂き、とても勉強になりました。

フランス語の授業は毎日あるのですが、先週は難しくてあまり理解出来なかった動詞の変化も理解出来るようになりました。先生から指名された時に、ホワイトボートにしっかりと書けるようになりました。これからも復習をして、フランス語も頑張ります。

後、残り10日となってしまいました。あっという間にモナコでの生活も終わってしまうと思います。

1日1日を大切に自分の出来ることを精一杯やろうと思います。
今日は、ヴァリエーションのクラスもあります!集中して頑張ります。

本科  土田 みくに