「みんなwinnerだよ!」

と、みんなで写真を撮りました。

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そしてベジタリアンフード以外食べ物持ち込み禁止の会場だったので…

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3人でたくさん食べました!

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そして翌日、決選。ジュリアン君が課題曲と私の振付「Merry Andrew」を踊る日が来ました。

私の作品は音にキッカケがあるのですが、何度もリハーサルしても全く音出しのタイミングがあわず、本番もかなりずれてしまい、ヒヤッとしました。しかしジュリアン君、それにもめげずに頑張って踊ってくれました!

そして結果は第3位と彼が一番欲しがっていたメルボルンで開催されるチェケッティメソッドのサマースクールのスカラーシップ。なんと航空券、食事、寮費、すべて無料!素晴らしいです!

そしてまだ12歳の彼がもし1位を受賞してしまうと、次回からはそのカテゴリーには参加できず、17歳の子たちのカテゴリーにエントリーしなくてはいけなかったので

「お願い!1位は受賞しないで!」

なんて変な願掛けまでしました(笑)チェケッティのスカラーシップも1位の子に授与ではなく3位のジュリアン君。ゆっくり育ててあげたい、という審査員の気持ちが伝わる結果です!

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そして、私が香港バレエ団で踊っていたとき「アンノウン・テリトリー」というチュウサンゴウの作品のステージングをしていたヤニック・シェルゲン先生と25年ぶりに再会いたしました。現在、シンガポールダンスシアターの芸術監督です。

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おふざけしているわけではなく(笑)この手が「アンノウン・テリトリー」のメイン。なにしろ怖い怖い先生だったので、当時20歳の私にしてみれば話かけることすらも無理!いわゆる鬼教師(笑)そんな先生と冗談をとばしあいながらゲラゲラ会話出来るようになったことが本当に嬉しかった!

マレーシアのセレーナ先生、ゲストで来ていたアイリーン先生、そしてヤニック先生。全ては香港バレエ団からの繋がりです。ドイツの時にも感じましたが、バレエ団で踊っているときに繋がったご縁は、巡り巡って再び繋がり、更に輪が広がるのだなあ、と感じました。

マレーシアを訪れたのがユニバーサルバレエ団のツアー公演に出演していた18歳の時。まさかこの時、ジュリアン君を指導して、コンクールに付き添う日が来るなんて、予想もしていませんでした!

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次回は12月にセレーナ先生のお友達が主催する公演「シンデレラ」にジュリアン君とお兄ちゃんのジェレミー君が出演するため、男の子たちのパートの指導のため、再度マレーシアに行くことになりました。

何しろ時差が1時間、飛行機はたったの6時間半。国内出張感覚で行ける場所なので、気軽に行けるのが有難いです。

「どうせならシニア世代の移住みたいに、永住したら?」

と言われましたが、さすがに警官からお金をせびられた時点で永住は無理だなあ、と(笑)日本の良さを再確認するため、または海外の良い部分だけを吸収するため、行ったり来たり、が一番良いみたいです!

セレーナ先生、本当にありがとう!そしてジュリアン君、おめでとう!

左右木健一