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『こんな会社、辞めてやる』と衝動的に飛び出した元中年サラリーマンが送る
新米起業家を幸せな成功者に導く 『ネット集客お助け隊』公式ブログ
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(創刊号) 発行者:相快ホイール(株)
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はじめまして。長岡 聡 です。
最近、起業が減っている様です。
それは、初期投資に『店』、『在庫』、『事務所』、『従業員』、『什器』が
必要なリアルビジネスの話です。
ネット上での『起業』は、増加中です。ホームページ1サイトあれば開業可能、
しかも、ホームページは『手作り』も可能です。 中には、『無料』で作成する
ことも不可能ではありません。
当ブログは、以下の方のネットを使って『集客』応援する事を目標
しております。
■志高く独立したが、集客で苦しんでいる新米起業家
■ビジネスプランはあるが、集客に自信がない方
■リアルビジネスを展開しておられる集客にお悩みの小規模事業主様
(特に地方、古くからある業種に効果大です。)
上記3の方を中心に、あなたに役立つ情報をお届けいたします。
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会社のライフプランについて
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会社(法人)とは、『自然人ではないが、法律上の権利を行使することが
出来る一体の集団』です。
法人も、自然人と同様に『生』があれば『死』もあります。
志を持って設立した会社、親から受け継いだ思い入れのある会社・・
様々な想いがあると思います。
『この会社を50年後どうしたいか?』
この事を会社を持った時から考えないと、後から大変なことになります。
わかりやすい例は、『救急車』です。このところ、頻繁にサイレンの音を
耳にします。電話をすれば、数分以内に駆けつけてくれます。ありがたい
ことです。
ただ、救急車に病人を収容した後、しばらく動かない光景を目にしたこと
はないでしょうか? 『すぐにでも病院に向かわなければ病人が危ない』
と素人目には感じてしまいます。
実は、救急車の社内では救急患者受入指定病院に電話をして受け入れ要請を
しているのです。受け入れ先が決まって始めたその病院に向け走り出します。
『最初から受け入れ先の病院に向けて走れば早く到着する』
確かに、『受け入れてもらえるだろう病院』に向けて搬送中に電話を入れ、
受け入れOKの場合は最短の時間で搬送ができ理想的です。
ただ、そうでない場合どうなるでしょうか?
受け入れ可能な病院が、『見込みで向かった病院』の全く逆方向であった場合
搬送時間が余計に掛かり、取り返しが付かない事態になる可能性も出てきます。
これを防止するために、受け入れ先病院が決まらない場合救急車は走り出さな
いのです。
『会社』も実は同じです。 どんどん売上を伸ばす、会社の規模を大くする、
事業の幅を広げる・・経営者なら前のめりになって突き進みたい気持ちはわ
かります。
ただ、50年後のあなたの会社、どの様にしたいのですか?
ゴーイングコンサーン(無期限に事業を継続)という言葉をよく聞くと
思いますが、これも会社を運用する4しかない手法の中の1つです。
あなたが永遠に会社をコントロールできるわけではありません。
その後をどうするか? これをまず決めてから事業をする必要があります。
【会社を運用する4手法】
■上場
■継承
■売却
■精算
いずれを選択するかにより、全く手法が異なります。
1) 上場を目指す
この場合は、ベンチャーキャピタル等の投資資金の借入等により
事業を加速させる事が成長には有効です。
この場合、お子さんに社長を継がせるといった『譲渡』は社長
の会社ではなくなるので難しくなります。
2) 譲渡を目指す
この場合は、後継者に早い時点から教育を施し、将来の社長の自覚を
持たせ、税金対策等も長期的に行うことが必要です
3) 売却を目指す
実は、新規に会社を設立された方に最もおすすめな方法です。
具体的な『売却先企業名』、『売却価格』、『売却時期』を経営計画の
中に折り込み、その売却資金で他事業を始める、リタイヤするも1手法です。
4)精算
これは、『考えたくない』ことではありますが、ある意味『法人の死』に
当たります。 当然、これを避けるため様々な手法を取ることと思います。
ただ、大局的にみて『どうにもならない』場合は、一端傷が浅い時に精算
して、出直すのも賢い選択です。
あなたは、どの道を選んでいますか? その為にどの様な施策をとっていらっしゃ
いますか? 『出口戦略』は、最も重要です。
では次号で、お会いすること楽しみにしております。