私が学会員になった理由は、私の祖母からの時代から、創価学会員だからです。



創価学会の組織では、福子(ふくし)と言われ、母親のお腹の中にいた頃から、題目(南妙法蓮華経)を聞いている等の理由から、そう言われます。


また、祖母→母→私と三代目なので、三世とも言われます。


まぁそれはさておいて、こんな人もたくさんいることと思います。ではなくて、たくさんいます。



ですが、私の周りには素晴らしい諸先輩方がいたのが幸いし、創価学会が嫌いになる理由がありませんでしたので、本当に当たり前のように創価学会で言われる、会合や学会員の自宅を訪問したりしておりました。



ですが、一つの転機が訪れ、私は思っても見なかった大学に進学することになりました。


創価学会の中では大学生は、学生部と言われる組織に属して、活動をしていきます。


また、創価大学を除く大学には、学内と言われる組織が存在し、学生部員は地元の組織と両立することになるのです。



私はそこで今ある全ての人脈や、創価学会という団体、幹部としての要素、指導性など、様々な事を学びました。



これはひとえに、先輩のお陰なのですが、あまりにも良い仲間たちだったため、後に私を苦しめることになるのです。



それは、今現在多くの組織に隙が出来始めているのです。



それの理由は多岐に渡るのだが、一つの理由は、幹部に力がなくなってきた事が最大の理由と言えます。




時代の流れから、役職のポジションは沢山あるのですが、幹部を育てきれていない。結局、本部や方面から流れてきた日程や会合の趣旨などを通達し、その膨大な量の通達事項や報告事項を流すことが役割のようになり、一番大切な部分を怠ってきたことに由来している。





それがどう影響するか、現場の末端の会員に影響する。創価学会の組織では、地区が最優先に大切と言われ、事実そのとおりだと思う。




私はあらゆる疑問にたどり着いたとき、あまりにも時間がなさすぎる事への焦りと、流されすぎている現場の状況を正していきたいのだが、果たして間に合うのか、正直自信もなくなってくるのである。



つまり組織のなかでは、創価学会の理想とする人間しか育てようとせず、個性を伸ばすことを怠っている。


これが、今の創価学会の最大の問題点である。



これをどこまで開示して、達成出来るのかは疑問が残るが、今すべきことにベストを尽くすしかない。



これが、私が学会員である理由であり、今後も創価学会を退会する事はないのだが。。。