皆さんこんにちは。



国政選挙での得票数が、一番わかり易い組織力であるが、衆議院の小選挙区で立候補をしている地域は、組織として非常に強いと思われがちであるが、これは一つのバロメーターに過ぎない。



あくまでも得票を見込める地域となる。創価学会の絶対数が多い地域に限定される。もっと言うなれば、市町村レベルでの議員の数なども関係してくる。のだが・・・



どの地域も、知人頼りになるので、立候補選挙区以外の地域からの応援が不可欠である。




国政選挙は色んな思惑が絡んでくるので、絶対的な数とは言い難い気がする。が、やはり、バロメーターだろうと思う。



それよりも、統一地方選挙の地域別の公明党得票数を見るのが、一番ではないかと思う。




国政選挙特に、衆議院の場合は創価学会全体での活動となる。が、このような事はさておいて、本題に入りたいのだが。。。



前回の衆議院は、民主の一人勝ちのような様相でしたから、あまり参考にならない。7月に行われる参議院が直近の組織力が垣間見える数字が出てくるだろう。



現在、昔に比べて組織票が見えなくなってきていると言われている。特に首都圏などは如実に現れてきているそうだ。


私的には、創価学会の中でも、特殊な計算方法つまり、票の報告事項があるのだが、その計算方法が地域によって適当になってきているのが一番の要因である。



例えば、この人は大丈夫だろうとか、一度連絡や会えた等の理由から、票の換算をしているので、今までよりも、統率が取れなくなってきている事だと思う。お願いした数は、決してイコールではない。



正直、これは組織票と呼ばれる脆いところだろうと思う。




結局、お願いされても投票用紙を目の前にして書くところは誰にも分からないのだから。




ではどうすれば良いのか・・・正直なところ解決方法は無いに等しい。が、一つだけ強みがある。




これは、議員に対して文句や要望を直に伝えられる点である。



いつも当然の様に言われていることだが、現時点での公明党議員総出で、創価学会の会合に出席し、頭を下げまくる。これしかない。



公明党の99%の力は、創価学会の支持なのだから、本部や執行部を動かすのではなく、あくまで現場を動かすことである。




公明党の議員が創価学会の会館に出入をすると、色々批判も出るだろうが、批判は続くのだから諦めて良いと思う。ここ最近、市町村レベルの議員も問わず、距離を感じてる創価学会員は少なくない。



ただ、激戦中の激戦を制するような選挙をしたことのある地域や、議員はわかっている人が多い。



だが、いざという時の団結力は、どの政党よりも頼りになるのだから、自民党も民主党も勝つか負けるかという選挙の時は、創価学会票を欲しいのは分かる。



自民党と協力体制を組んでいたときには、自民党のやり方は非常に頼りにならず、これでよく勝ってきたと思っていた。



正直、自民党とも民主党とも組みたくない。やはり、公明党は独自で進んでいくのが一番いいと思う。



協力体制を組んだときに、どちらの力も頼ってしまうため、負けた時の亀裂は凄まじいものだ。



選挙の前になると、選挙活動に勢いをつける為のイベントや、会合が盛んに行われる。各方面幹部も選挙結果の負けを池田先生(名誉会長)に報告したくないため、必死になる。



ここが幹部の力の見せどころであるが、選挙に慣れている幹部と、そうでない幹部の力のさは歴然で、表情ひとつでわかる。




切羽詰った状況になるため、無愛想になったりする幹部ははっきり言って馬鹿である。




以前に述べたように、今、幹部に力がなくなってきている所以はここである。




流されてくる日程などをこなすことが活動になってしまっていて、育成の部分で怠ってきた。



切羽詰ってきている状況の中で、突然表情が明るくなる幹部は、経験も有り見識もある器のある幹部である。




だが久しくこのような幹部に出会ったことはない。選挙だらけで疲れているのではないか・・・