過去うけた治療①「胸腺カルチノイド・副甲状腺腫瘍の摘出手術」の3か月後、

予定通り膵臓にある腫瘍の摘出手術をしました。

 

手術の内容としては、膵臓すべてをとってしまうと後々大変なので、膵尾部・膵体部を切り取ることにし、膵頭部は残すことになりました。

 

過去うけた治療①のときの辛い経験があり、正直怖かったです。

ところが、今回の手術はとても楽でした。

まず、手術直後も麻酔がきれたと思われてからも痛みがほとんどありませんでした。

私はすごく安心して眠ることができました。

手術痕もとてもきれいです。

強いて言うとすれば、食事ができるようになった後もあまり食べられなかったことを、准看護師に「ちゃんと食べないと」と結構しつこく言われたことが腹立たしかったくらいでしょうか。

 

開胸手術もそうですが、内臓を切る手術(切らずともいじるだけでも)後は食事量が術前のようにはとれません。(私はそうでした。)

だから、このときも「前回の術後の経験も踏まえて、少しずつ回復することを目指して、食事量も無理せずゆっくりもとに戻していこう」と思っていました。

そこに准看護師さんがやたらと「たべないと!」と何度も言われたので、看護師さんに言って担当をかえてもらってしまいました。

まぁ、病気や手術の後遺症等で苦しんでいる人たちに比べればどうということのないことです。

 

手術が終わった後、執刀医から「膵臓の近くのリンパと脾臓に転移が疑われたので、それらを全摘した。」と説明されました。

また、切り取った膵臓を病理検査(細胞レベルで検査する。どのような腫瘍なのかを判定する。)に出し、その結果をまた後程伝えるともいわれました。

2カ月後くらいして、この病理検査の結果が出たのですが、細かい腫瘍が切り取った膵体部・膵尾部に広がるように散在していたことがわかりました。合計8つくらいだったと思います。

医師から「この広がり具合だと、恐らく体の中に残した膵頭部にも目視できないくらいの小さい悪性腫瘍の細胞が残っていると思うから、この先にそれが大きくなる可能性は十分にある。」との説明を受けました。

また、膵臓が元々の1/3程度になってしまったため、インスリンの分泌量もその分減ってしまうことになり、糖尿病のような症状がでることがあると思うともいわれました。

 

膵頭部の現状についてはまた後程お話ししようと思いますが、

この治療(手術)はとても成功的でした。

膵臓の手術は難しいという話を聞いたことがありましたが、苦痛を感じることなく退院することができました。

そして何よりも、「膵頭部残す」という判断は結果としてもとても良い判断だったと思います。

私は内分泌腫瘍症MEN-1型を発症したとき、一番致命的なのは膵臓の腫瘍(膵内分泌腫瘍)だと思っていました。(実際はそうでなく、胸腺カルチノイドなのですが)

なので、膵臓の治療後インスリン注射を打ち続ける生活になってしまうのかとかなり気が滅入っていたのですが、

そうすることもなく、苦しむこともなくこの「過去うけた治療②『膵内分泌腫瘍の摘出手術』」を終えることができました。

この医師にはとても感謝しています。