邂逅 -15ページ目





2日目。


家を出る前の天気予報では

土曜は曇りだったのでガス登山になると思ってましたが

我らが山の会のお天気おねえさんのsiさんからの情報で

次の日も天気が良いと教えてもらったので淡い期待をしてました。

たまにテントから外を眺めると情報通り良い天気(^∇^)

ありがとうございます!


隣りで寝てたhiさんをトントンと叩いて起こして「天気が良くてそろそろ日の出なんですけど、みんなを起こした方がいいですかぁ?」と聞いたら

寝かしておいた方がいいと言う事で、俺だけ日の出を眺めに~

hiさんも再び寝てしまったし。。


星空もだけど事前に起こすのかどうか決めておいた方が良いですね~


グラデーションというのかな?

太陽が昇った瞬間より、こんな感じが好きです。




北戸鳶別岳


朝食を食べて幌尻岳に向かって出発!




北戸鳶別岳からの眺め。

左にこれから登る戸鳶別岳、右に幌尻岳。


2年前に北戸鳶別岳でテント泊をしてた時に

偶然に電話をくれたhaさん。

「いつか連れてってくれ~」と言われ

俺よりも脚力も体力もある方だし、自分が8リットルの水を背負ってしまうと

何も手伝えることが無いのですが、この眺めだけでも御一緒出来たらなぁと

思っていました。

なので、昨日は山の大部分は雲に隠れてしまっていてガックリ(T_T)

でも、今日は素晴らしい眺めを共有できて嬉しかったです^^





戸鳶別岳山頂直下




戸鳶別岳

北戸鳶別岳から1時間50分でした。


リーダーさんが足の不調で、ここでリタイア(T_T)

haさんもリーダーさんを見守るために戸鳶別岳で待機。


俺は「先に行ってもいいよ~」と言う言葉に甘えて幌尻岳へ。


グループがバラけるのは良くないけど、天気予報が外れて快晴で

幌尻岳が目の前に見えてると行きたい気持ちも大きかったです~

状況の度合いで違ってくるけど。




幌尻岳と七ツ沼カール


幌尻岳へは急な下りと登りがあります。

11時くらいには幌尻岳に到着してないと帰りが辛くなると言ってた気がするので11時を大幅に過ぎる感じなら待ってるリーダーさんたちに心配かけるので

その時点で山頂に立てなくても引き返す事にしました。

でも、せっかく送り出してくれたのに途中で引き返したとは言えないので

自分なりに全力で歩きます!




戸鳶別岳をふり返る。





戸鳶別岳と七ツ沼カール



幌尻岳の急登を登り切ったあたり。

戸鳶別岳からヌカビラ岳を眺める。


幌尻岳への急登を歩き始めると

後方から歩いてくる人がいます。

最初は気にしてませんでしたが、どんどん近づいてくるのはhiさんでした。


俺は時間制限があるので必死に歩いてましたが、

hiさんはニコやかに楽しげに近づいてきます!

あっと言う間に会話ができる距離にせまってきたので

「俺から何分後に戸鳶別岳をスタートしたんですかぁ?」と聞いたら

10分後と言ってたかな?


hiさんに「適当なとこで休憩しよ~」と言われましたが

タイムリミットギリギリのペースだしhiさんに追いつかれたら

あとはジリジリと後退してしまいそうなので

何て言ったか忘れたけど

「1人で休憩してください!」だったかな?

とにかく、丁重にお断りして歩き続けます。

給水で少し足は止めたけど。


hiさんは2回くらいは休んでたかな?

hiさんが休憩すると距離は広がるのですが

休憩が終わると、あっと言う間にニコやかに楽しげに近づいてきます!


俺は逃げます!




山頂目指して歩きます。







念願の山頂です!

10:50 11時までギリギリ間に合いました^^

戸鳶別岳は8時半くらいに出たと思うので

2時間20分くらいで幌尻岳に到着できました。














山頂で20分くらい写真を撮ったりして下山。




戸鳶別岳の登り。

下山もhiさんより先に下りたのですが途中で抜かされてしまいました。

追いつかれない事を心の支えにしてましたが、目的も達成したし

ここまでくれば安心感があります。




戸鳶別岳

リーダーさんや早朝に登山口を出て→幌尻岳→テント場を考えてたらしい

О氏も待っていてくれました。

完全な日帰り装備ならО氏だと幌尻岳も行けてたはずですが

みんなのビールとか調理用の水など持ってきてくれて負担をかけてしまいました。

俺は普段はお酒は苦手なので飲まないのですが

自分なりに必死で頑張ったので、少し飲みたい気分もあったので

美味しくいただきました。

ありがとうございました!


幌尻岳から戸鳶別岳は2時間半くらい。

みんな揃ってテント場まで~






テント場に到着したのが15:30くらいかな?

夕暮れに西の空を眺めると雲が湧きあがっていました。


















グループで2泊3日でヌカビラ岳~北戸鳶別岳~戸鳶別岳~幌尻岳の

コースを歩いてきました。


2年前は山の会のhiさんと1泊で北戸鳶別岳まで行きました。

その時は、登山口から8リットルの水やテント等で荷物が重く

尾根取り付きからの急登が厳しくて、意識が遠くなる感じがしました。

hiさんは「荷物を持ってあげるよ」と言ってくれましたが

持ってもらうと自分の力では登れなかったと言うことになるので

気合いで頑張りました^^


下山時もhiさんがテントを自分のザックに入れようとしてたので

奪い取って俺が持ったんですよねぇ

最後まで自分で持たないとね^^


で、今回のグループ登山は2泊3日と言う事で前回より水が多く必要かもしれないし、食材も増えるので、どんなに考えても登れるイメージが湧きませんでした。

参加は不可能かなぁと思ってたけど、ある方のブログで水は尾根取り付きで

補給したと書いてたので、安全なコンビニの水にこだわらず

沢の水を使えばいいのかぁ~と思って、それなら登山口から

尾根取り付きまでの3時間くらいは楽なので行ける様な気がしてきました。

スーパーデリオスを使えば安全度が増すはずだし^^



6:23 スタート


共同食材を分担。

その他の食材と翌日参加のО氏の食材を持って出発。

この時点では、俺のザックが一番軽かったのでテントとか重い物を

持たないといけないんだけど、あまり重くすると水を持たない意味が

無くなるので申し訳ないと思いつつ最低限の事だけさせてもらいました。


やぱし、前回のハードさが身に染みてるので

俺が!とは言えませんでした。




7:20

57分くらいで取水ダム。

hiさんと歩いた時は48分なので、ちょっとだけゆっくりペースかな。




9:35 尾根取り付き

2時間15分で到着。

前回は2時間32分かかりました。


水を補給して7リットルを持ちます。


ここまで快調に歩いてましたが動けません。。



11:03  トッタの泉

1時間28分かかりました。

前回は40分でした。

ちなみに時間はデジカメの写真の記録からなんですが

撮った時が到着した時か休憩して歩き出す時かは覚えて無ないので

それほど正確な記録ではありません~

何故 ここの区間だけ前回より倍の時間がかかったのか不思議です。

時間はだいたい合ってるはずですが。




視界が開けてきました。



あそこを登って越えた先がヌカビラ岳




13:35 ヌカビラ岳

2時間32分で到着。

前回は2時間20分なので同じくらい。


急登は苦しいけど前回よりかは歩けたかなぁと言う感じです。

意識が無くなりそうな感じは無かったです。

前回は北戸鳶別岳の山頂直下のテント場でヨレヨレでたどり着いたので

そこから数分の山頂まで歩く体力も気力もなかったので

hiさんに「山頂はテントが張れるのか見てきてください!」と

ベテランの方を使い走りにしてしまいました(;^_^A


hiさんや他の山の会の方たちは、どんな時でも優しい山男なんですけど

俺は体力や精神が追い詰められると素が出てきてしまうので

その辺がダメダメなとこだなと反省するところです><



北戸鳶別岳山頂直下の近くでテント設置。

雲に覆われて周囲の山は

ほとんど見えず。




夜はジンギスカンを食べました^^


夜は風が強くてテントがパタパタと鳴ります。

テントとフライが当たってるのか、トントンと一定のリズムで鳴ると

熊か!と思ってビビります!

何の音なのかドンドンと歩くような音も聞こえるし。


「幽霊の正体見たり枯れ尾花」て感じで全てが熊の音に聞こえてきます。

おかげで明け方まで寝れませんでした。

午前2時~3時くらいまではウトウトしたような気もします。

他の方たちは寝息を立てて寝てる人もいたりして

「この状況で、よく寝れるなぁ~ さすが山のベテラン!」と

感心いたしました。


意を決して夜中にテントの外に出た時は満天の星空でした(^∇^)

そのあとは風が強くて寒いのでテントから頭だけ出して少し星を眺めました。

















朝から雨で仕事はお休み。


で、今日は、かんの温泉のリニューアルオープンの日なので行ってきました。


10時からの式典も見てきましたよ^^



9時前に到着したので、まだ人はいません。



10時近くになって駐車スペースはいっぱい。




宿泊棟



式典がはじまりました。





最後にテープカット。





列を作って温泉タイムです~


ここから先は写真は撮っていません~

モザイクだらけになりそうなので。


閉鎖される前に入った事は無かったので

はじめての、かんの温泉です。


明治45年に開湯。一時期、陸軍の保養所もあったらしい。

軍隊が使ってただけに優れた効能があって「菅野で治らぬ病なし」と

言われたりもするみたい。


山の会の会長さんが足を痛めてるようなので一緒に入りたいと思いました。


そういえば、あの方もウペぺで足を痛めたし、あの方は原因不明の

脇腹痛だし、あの方はトムラウシで足を痛めたし、あの方は滑落の影響で

少し痛みが残ってるらしいし、膝に不安を抱えてる方もいるし・・・

みんなボロボロじゃないか!

やっぱり、みんなで湯治するしかないね?


写真で見た、ひなびた感じは無くなっちゃいましたが

また、入りに行きたいと思います^^

ウペペサンケの菅野温泉コースとやらが復活しないかな^^


かんの温泉のface bookに今後の日程が書いてあります。

今までも開業が延び延びになってたから

日程通り動くのかは謎ですが。。



山の会の例会登山に出席してきました。

出発前の天気予報では上富良野町は午前中晴れで風が強いという

予報だったので山は曇りで暴風くらいに風が強いのかなぁと思っていました。




マイクロバスで移動。

M氏のポジションを引き継いだN氏。




車窓から。

思ったより天気が良くて山が見えてます。




7:35

今日は会長さんが都合で参加できないので

副会長さんから出発前の注意事項などの説明がありました。

会長さんが心配してると思うので、いつにも増して安全登山を心がけます。

どんな感じの山行だったかを見てもらえるように

いつもより長めのブログにしようと思います。




白銀荘キャンプ場を横切って登山口に向かいます。




山頂まで3.3km




笹狩りされていて歩きやすかったです。




休憩。

先頭を歩くのはО氏です。

良いペースで引っ張ってくれました。




ナナカマドの実が。

もう、秋のイメージかなぁ



ボロボロの階段があったり。




途中でО氏が記念撮影をしてくれたり。




前十勝岳と十勝岳が見えてきました。




時々を足を止めて眺めます。






もう少しで山頂




周囲の山より低いですが高度感はあります。




途中から風が強くなり、山頂は更に風当たりが強いので

山頂直下で衣服調整。



標識が見えました!




後続の方々も登ってきます。






全員 怪我もなく山頂到着です。




10:05

2時間半で山頂到着。



リーダーに聞かなくても集合写真を撮ったら下山するだろうなぁと分かる風なので写真をバシャバシャと乱射します。

手前に安政火口。右奥に富良野岳。


左が上ホロカメットク山かなぁ?

カンニングしてても良くわかりません~

歩いたコースなんだけど。




十勝岳



大砲岩。奥の方がそうなのかなぁ~


このあと、ガスが山を隠したりして

丁度いいタイミングで山頂に立つ事ができて

荒々しい山肌を目の前で見る事ができました。

О氏がグイグイと引っ張ってくれたおかげです。

俺的にはなかなか追いかけるのが辛かったですが頑張った。




集合写真を撮りま~す^^

・・・って、全員、隣で撮ってるО氏の方を向いてる><

俺がHPに写真を載せてる事を忘れてるなぁ(´・ω・`)

人望の差が出てしまいました(笑

と、思ったらI氏だけ俺の方を向いてくれてる~^^

ありがとぉ^^




10:15

下山開始します。

もう少し長くいたかなぁと思ったけど

山頂には10分くらいしかいなかったみたい




風があまり当たらない場所で昼食。




だいぶ高度が下がりました。






キャンプ場まで戻ってきました。




12:20

下山完了

昼食込みで2時間5分で下山。

台風接近にもかかわらず、風は強かったけど荒々しい山肌が見れました。

泥や笹で滑る箇所もありましたが誰も怪我をする事も無く

楽しく山を歩く事ができました。






イベントをやってました。













再びウぺぺサンケ。

今回は9人のグループで登ります。




前回はガスで目の前しか見えてませんでしたが

今回はハッキリと見えてます^^




ウぺぺサンケ(糠平富士)到着です。


前回、一人で登った時は6時出発でしたが今回は7時出発で1時間遅いし

前回は4時間で糠平富士にたどり着きましたが、今回はグループなので

楽しくお喋りしながらのゆっくり登山だったので4時間50分かけて歩きました^^


ここでお昼の時間になったので今回はここで終わりです^^




霞んでるけどニぺソツ山も見えます。




奥が一番高いピーク


近々、菅野温泉も再開されるようだし、そうなれば菅野温泉コースも

再開される流れになるかも??なんて思うので、そうなったら登りにこようかな?

今回のコースより短時間で行けるらしいし。

下山後に菅野温泉に入れるし。


とりあえずは、間近でウぺぺの稜線が眺められて満足です^^

前回より一歩進みました^^




下山します~