息子は自閉症で軽度知的障害です。
息子の言葉と、要求や気持ちの表現等の発達、印象的な事等を記したいと思います。
《0歳》
かなり大人しい。
笑い声、泣き声以外では、ほとんど声を発しない。
「うぉー」「あぁー」といった、雄叫びをあげる事はよくありましたが、「マママママ」「エーアーオー」みたいな喃語はほぼ0でした。
ここが最初の違和感でした。
日常では、比較的ご機嫌でグズる事はそんなにありませんでした。
手がかからず、よく食べよく寝てくれ、初めての子でしたがとても楽で、ただひたすら可愛い上に、自分の時間も充分に持つことができました。
黄色が好き?で、黄色を見つけては掴んでいました。
追視はしっかりしていました。
寝返り、ハイハイ、歩くのも早く、10ヶ月頃からよく公園で遊んでいましたが、排水溝に石や落ち葉を落としたりして遊んでいました。
そして、私の違和感が確信に変わったのが、石や落ち葉を落とす行為ではなく、それをしている間はずっと、【私を意識する事がなかった】事です。
1歳間近で小児科を受診し、療育施設へ繋げていただきました。
《1歳》
療育センターでの最初の受診は、1歳4ヶ月でした。
未告知でしたが、この時にすでに自閉症の診断はおりていました。
1歳3ヶ月頃までは、引き続きあまり声を出す事をせずにいました。
4ヶ月の時に、ふいに「トラック」と言いました。
「ンンアック!」でした。
半年過ぎた頃に、電車のおもちゃを持って「ンチャ!ンチャ!デンチャー!」と言いました。
ただ、気がついたらいわなくなり、これ以外の言葉が出る事はありませんでした。
この頃から、当時は気づかなかったのですが、クレーン現象がありました。
ただ、クレーンが出るのは、絵本の動物を指さす時に私の指を使って指さすだけで、それ以外では出現しませんでした。
そして息子の1歳代の代名詞になるのが、【人見知り場所見知りの爆発期】です笑
パパもダメになり、これはとても大変でした。
新しい場所は足をつけるのも嫌で大泣きなので、ずっと抱っこでした。
(ベビーカーもダメになりました。)
この頃から少しずつ、自分だけの世界から外の世界へ視野が広がっていき、不安だったのかもしれません。
運動の発達はとても早くて、走りながらサッカーボールを蹴ったり、でんぐり返しが成功したり、長距離を一緒に散歩したりしました。
人見知り場所見知りを除けば、とても穏やかでほんわかした時間を2人で過ごしました。
《2歳》
月1の療育と、保育園が始まりました。
保育園へ行く前から、少しずつマネッコが上手になっていきました。
おかあさんといっしょをみて踊りを真似したり、歌に合わせてジャンプしたり、楽しそうな姿が見られました。
そして、クレーン現象もなくなり、絵本の動物を指差してアイコンタクトを送って名前を聞いてきました。
保育園では、ひたすら自分の世界にこもって時間が過ぎるのを待っているようでしたが、先生達が息子に無理強いをさせる事なく、ひたすら見守り待ち続けてくれました。
言葉は変わらずなく、「あー」や「うー」で要求を伝えてきました。
そして、2歳になってから、見向きもしなかった型はめパズルにハマって、色んなパズルを完成させていきました。
形と色にとても長けていました。
場所見知りや人見知りが徐々におさまってきた頃に、娘が生まれました。
帝王切開で長期入院でしたので、その間はパパと2人の生活でした。
この時に、パパが大好きになり、「パパ」というようになりました。
息子は娘を可愛がってくれ、抱きしめたり顔を覗き込んで笑ったりしていて微笑ましかったです。
《3歳》
週1回の療育が始まりました。
そして、言葉も少しずつ出始めました。
ただ、母音で単語を言うので、何を言おうとしているかわかっていれば聞き取れるレベルです。
ですが、見たいテレビ番組の名前を言って、私に伝えてくれるようになりました。
「イアイオー」(「しまじろう」を見たい)っていうような言葉で伝えくれました。
保育園は、この年の10月頃から泣かずに登園できるようになりました。
当初から、園ではとても楽しんでおり、お昼寝も最初からできていたので、単に私と離れる瞬間の不安があるだけでした。
(でも、療育では、1人で部屋に入るのは無理で、今でも一緒に入っています。)
あと、集団行動は変わらず苦手ではありますが、園で行われた運動会とクリスマス会では、衣装を着て舞台に上がることができ、少しですが踊れたようです。(コロナで、親は見に行けませんでした)
そして、息子の3歳代は、【トイストーリー】でした笑
トイストーリーが大好きで、トイストーリーの人形を使って、映画の場面を再現してずっと遊んでいました。
他にも、キャラクター全員を窓枠に座らせてみんなで外を見たり、ご飯の時に食べさせたり、歯磨きしてあげたりと、彼の中で、トイストーリーの人形達は家族の一員でした。
パズルは100ピースを完成させていました。
あいうえおパズルは、あいうえおを覚えていないのに、形と色と場所で覚えていて完成させていました。
あとは、アンパンマンのキャラクターに数字が書いていて、それを列車に乗せて走らせるブロックがあるのですが、買って開けて箱を潰すまでの10分程で、箱の写真を見て並びを覚えたらしく、1〜10まで正しく列車に乗せて走らせていました。
数ヶ月遊ばなくても、遊び出したら必ず正しく並べるので、完全に記憶しています。
数字の概念や理解はなく興味も示さないので、キャラクターの並び順で覚えているようです。
今も変わらず、色と形に長けており、興味のある事に対しては、瞬間的に大量の記憶力を発揮しました。
ひらがなや数字や記号は興味はないのですが、興味さえ引く事ができれば、いくらでも頭に詰め込む事ができそうです。
この頃、娘が歩き出し、おもちゃを取られたり、パズルを破壊されたりするので、娘は息子の天敵になりました笑
3歳8ヶ月の時に自閉症の診断がおりました。
田中ビネー知能検査の結果は
MA2歳6ヶ月、IQ69でした。
《4歳1ヶ月の現在》
静かだった頃が懐かしいと思うぐらい、よく喋るようになりました。
そして、母音メインの言葉から、ほんの少しずつ言えるひらがなも増えてきました。
「あんあんおおあい」(わんわん物語)
「ああ」(ママ)
「がおー」
「きて〜」
こんな感じです。
言語聴覚士の先生に見ていただいた結果は、構音障害でした。
(息子のような場合は、精神発達があがり、言語理解が深まるにつれ改善される事も多いという事を言われました。
あとは、構音障害は、話し方の癖になっている場合も多く、その場合はリハビリをするのですが、定型の子でも、就学してからなので、年少の今は出来ることがほとんどないようです。
家で出来る簡単な事を教えていただき、半年に一度、発達状況を診ていただく事になりました。)
お話する事や、歌う事も多いのですが、本当に何を言っているのか分からない事が多いので、受け取る私は、毎日脳トレしている感じです。
ただ、「こわいー」「いたかった」「きてー」「あそぼー」などの自分の気持ちを少しずつ言えるようになってきたのは本当に嬉しい成長です。
二語分は
「パパいないよ」と「パパあそぼ(きて)」しか聞いた事はありません。
理解としては、生活の流れの中でしたらある程度理解はできるのですが、机上で「歯磨きしてる男の子のカードください」や、「箱の上にブタを置いてください」といった指示は通りにくいようです。
集団行動はやはり苦手で、行事でいえば、昨年に行われた運動会とクリスマス会ではできましたが、2月に行われたお遊戯会では大泣きで衣装を着れなかったようです。
二歩進んで一歩さがる。
彼らしいです笑
目に見える成長といえば、人に対する独占欲が出てきたなと思います。
私に娘が抱きついてくると、泣いて嫌がる事もあります。
園では、大好きな先生に他のお友達が寄っていくと、あっちいけ!的な意味で払いのけるらしいです。
他には、これまではかなり聞き分けがよく、「お風呂はいるよ」「走らないよ」「おてて繋ご」「もうおしまいだからお家かえろ」など言うと素直に聞いていたのですが、近頃は自分の意思を優先して、こちらの言う事に従う事はかなり少なくなりました。
これもとても大きな成長です。
自分の世界は相変わらず色濃く、動物やトイストーリーの人形、パズル、絵カードが大好きです。
大好きのレベルが異常です笑
これらで遊んでいる時の集中力は凄まじいです。
娘とは少しずつ一緒に遊ぶようになり、2人で追いかけっこしたり、顔を見合わせて笑い合ったりする姿をみると、可愛くて涙が出そうになります笑
こうして書いてみると、本当に彼らしい成長です^_^
自分の世界を大切にして大きく育みながら、外の世界へも少しずつ足を踏み入れようと頑張っているな〜と感じます。
5歳になる頃には、どんな息子を発見できるのかな〜^_^