若い頃、なにも知らず高野山に不思議な流れでお世話になり
それまで空海=弘法大師と知らなかった無知さ。
気づくと節目、節目で縁のある場所や人と関わったりします。
両親の代までは真言宗同士でしか結婚ができないとな
しきたりがあったことを初めて聞かされ、
私達の代からは自由になったほど
ご先祖様は信仰心があつかったのでしょう
いつものごとく、ぽやっと電車に乗っていたら
「川崎大師大開帳」の広告が目に飛び込んできた
あ、ご挨拶にいこう♪な感覚があり
5月6日に夫と伺いました
電車混雑のためダイア遅れて乗り換えに失敗、
お手洗いが混んでいて電車を2本逃しつつ
急ぎじゃないから、いいよね~と暢気に到着
手を合わせた時に、ちょうど護摩が始まり
お腹に響くドンドコ太鼓とお経の倍音が心地よい
「大開帳、見れたねぇ」と帰ろうとしたら
謎の長蛇の列ができている。何だろう?この列??
関係者のおじ様に「お忙しい所、すいません。
この列は何ですか?」とお聞きしたら
「赤札ですよ。10年に1度、大開帳の時期に赤札を授与するんです。運が良ければ手に入るんだよ。今、並べば、まだ赤札貰えると思うよ。今なら1時間ぐらいで済むと思うよ」
「そうなんですね。凄い並んでますねぇ。じゃぁ、平日にまた伺うことにします♪」
「今なら、1時間だよ確実だよ午前も午後もいっぱいで貰えないんだけれど最終列内に案内さえされれば、貰えるはずだから」
「へぇーそうなんですね(お腹空いたな)」
「絶対、今がいいとおもうよっ1時間だしさ」
「最終列に入れるか見に行ってみます」
「ありがとうございます」
ものすごく、お勧めしてくれるなぁと思いつつ
「1時間かかるって。お腹空いたし帰る?」
「もう1人の人、え?並ばないの??絶対行った方がいいよって驚いた顔していたらさ、行って並べなかったら帰ることにしよう。」「じゃぁ、そうしよう♪」
35分ぐらい並び、ぎゅうぎゅう押されながら(笑)
大開帳の真下を通った後、南無大師遍照金剛と唱えている
お坊さんたちがいる所で「赤札」を授かりました。
おじ様のお勧め通り大体、1時間だった
HPより引用:当山貫首が精進潔斎のうえ、祈願をこめて一躰ずつを手刷りにされる尊い「護符」
後列をみていたら私達から100人ぐらいで最後列が打ち切られて
次の護摩の最前列へと案内されていました。
後程知ったのですが、次の護摩まで4時間並んで
護摩の後に赤札が配られる確証はないとのこと
HPより:赤札は貫首の感得によってご参詣のご信徒に授けられるため、授与時間は定められておりません。と書かれていました。ってことは、おじ様、配るの知っていたから、あんなに勧めていたのかぁと帰ってきてから気づくのでした。
私達は11時の護摩の後に赤札を頂きました
5月1日~5月31日まで大開帳しているよ。
次は10年後か…