男もすなる日記というもの女もしてみむとてするなり。(土佐日記)

 

そこで、女性のする写メと言うものを男性の私もしてみようと思う。(写メと言う言葉は最早死語だそうだが)

 

と言うわけで、かねてから料理店やレストランで、ためつすがめつ料理を写している光景をしばしば目にしていて、実はなんとも目障りで不思議な思いをしていた。

他人事ながら「早く食べないと冷めるよ」と、余計な心配をしながら、己の箸の動きも鈍る。

 

ブログとて、美味しそうな料理の写真が載せられているのをみるにつけ、成程そうだったかと納得し、その撮影技術の高さにも舌を巻く。

同時に、これも、ブログの成果を上げるためのテクニックの一つに過ぎないのかと、いたいけなその努力に同情すら湧いてくる。

ああ、これがファッションというものかとため息をつきながら、時代遅れの老人は焦って、悩む。

しかし、老人は頑固である。

そんな目先のファッションなんぞに今更流されてたまるかと、前を見据えて見栄を切る。

 

ところが今日、病院通いの帰り路、ふと立ち寄った、小洒落たうどん屋。

 

 

「雅楽」という飯田橋のうどん屋さん

 

 

おしゃれな「令和」の店内です。

 

 

お品書きが「挑戦状」とは深い

 

 

にがたけとワカメの辛子酢味噌和え(種子島から直送されている)

 

 

醤油豆

 

 

わさびの煮浸し

 

 

トマトのおろしポン酢和え

 

 

アサリうどん 

世間は広い。

こんなにたくさんのアサリが入った美味しいうどんがあるなんて!

 

 

奥さんが「挑戦」した、かきあげおろしぶっかけうどん

 

 

厨房には職人の姿が!

 

 

食後ふらっと寄った和菓子屋さん

 

 

塩大福と最中

 

「やっちまったなぁ!」

 

このように、私の中にもあなたが,あなたの中にも私が住んでいる。

一人の人間の中に,大勢の人々が住み着いている。

それらを解き放つのが、俳優の仕事かもしれない。

と、なんだかんだ御託を並べて見ても所詮、要は健康第一だ。

そこで、これからの私の仕事は、何はさて置き、今抱え持つ病魔と真剣に向き合う事になる筈だ。

 

そんな訳で、私のブログはこれまで以上に確実に気まぐれなものになるだろう。

 

それが何より哀しく悔やまれる。

 

この無分別な我儘、お許しください。

 

ブログと言うこの場で繋がった皆さまの健康と幸せを心からお祈りしております。

 

老兵の我儘ついでに、もう一つ、このブログに対するコメント、またその返信は、どうか遠慮させてください

 

 

ありがとうございました。