文学座養成所1期生で同期だった小川眞由美さんの訃報が届きました。

                              

最早、半世紀以上も昔の事になってしまいますが、養成所の入所式での初対面の彼女は、明らかに他を圧する婀娜っぽい雰囲気を醸し出していて、その時既にスターのオーラを放っていた様に思います。

 

四国から上京して来た私の様な田舎者は、都会の林立するビルの高さや豪華さに驚くと共に、小川眞由美の何気ない佇まいの中に都会の絢爛な息吹を感じたものです。

 

今から64年も前、当時文学座のある周辺は、車や人通り少ない閑散とした街並みでした。

そんな景色を切り裂くように、シボレーと言う外車を運転して、稽古場に颯爽と現れた彼女の姿に呆然と立ち竦くみ、ただ見とれていた事を、懐かしく思い出します。

それは、私にとって紛れもなく、スクリーンの中の1シーンでした。

 

謎多き女性でもありました。

 

その後の活躍は、皆様ご周知の通りです。

 

第一期生の同期では、岸田森、草野大悟、寺田農氏が、そして、樹木希林、小川眞由美さんが泉下の人となりました。

 

寂しくなりました。

 

「歳月人を待たず」この如何ともし難い絶対的真理の前には、森羅万象、無力でしかありません。                             

                                                                    合掌

             

だからこそ、今を精一杯生きたいです。

 

熊本地震で、被災された皆さまに心からのお見舞いを申し上げます。

 

ブログ仲間の皆々様、どうか先の見えない気まぐれな天気に惑わされず、体調管理に気を付けて下さい。