5月31日、無事手術が終わりました。
やはり、喉頭癌と言う悪性腫瘍の所見があったものの、幸いにも極、早期のもので、レーザーですっぽりと取り除き、根治治療をしてくださいました。
今日、6月2日は念のため、喉頭部のリンパと肺ヘの転移がないかの、CT撮影を行います。
何事も、早期発見が如何に大事な事を教えられました。
皆様も、ある年齢に達すれば、健康診断を受けることをお勧めします。
5月の31日の術後からは、一切声を出すことを許されず、筆談のみのコミュニケーションになりました。
これが中々の苦行です。
看護師さんのノックの音に反射的に「ハイ、どうぞ」と言ってしまい、身の縮まる思いです。
看護師さんが耳元で優しく話してくれる言葉に、すぐ応える事が出来ぬまどろっこしさに、少々神経をやられます。
ノートに書いて筆談する前に、思わず「?」「ハイ、食事は全部......」と、ひやりとして情けないです。
言葉の素晴らしさを噛み締める毎日です。
それにしても、状況が変わっても、即座にそれに対応出来ないのは、何の疑いも無く、習慣的に生きてきた愚かさかもしれません。