明けましておめでとう御座います。

随分と遅い新年の挨拶となりました。

年明け早々風邪をひいてしまい寝正月、この異常な気温の変化は、老いの身には応える様です。

扨、2018年は、再び若い俳優達と、中島淳彦氏の作品「無頼の女房」を、8月15日から19日まで、座・高円寺1で上演します。

破滅型作家、坂口安吾とその妻三千代をモデルに、二人の数奇な愛の姿と、それを取り巻く個性的で愛すべき人間達の織りなす懐かしくも、いかがわしい昭和の魅力に満ちた作品です。

ともすれば、新劇が論理的、説明的、口実的な表現に陥りがちな中、中島淳彦氏のエンターテイメント満載の滋味豊かな作品に、新たな光りを当て演出します。

私にとって、途轍もない挑戦が始まりました。

 

 

 

 

 

 

昨年末に行った、オーディション風景です。