2時間後、そんなことはわかっていたが、やはり帰ってきた。
グスグスと泣いている。
「おかえり。」と言っても返事なし。だいぶ気分が落ちてるな。
どこかに電話し始めたと思ったら、おばあちゃんらしい。話しながら泣いている。
「おばあちゃん、死にたいと思った事ある?」
なぜ泣いているのか?
それは自分が情けないからだそうだ。
「私が死んでも誰も困らない。」
「そりゃ僕だって同じさ。」
電話は1時間以上続いた。その間に彼女は焼酎をロックで飲み始めた。
最後は「おばあちゃん、話したら落ち着いた。」と笑い声もしている。
落ち着いたかな、と思ったら、電話切ってまた泣き始める。。。
「酒飲みたい。」
「そんなときに飲まない方がいいよ。」
そのうち彼女は寝始めたのでベッドルームの電気を消した。
時に死にたくなるくらい(といっても、本当に死ぬ気はなっていないと思う)精神が不安定。
それを酒で紛らわす。
酔うだけならいいが、酔って異常にからんだり、激しい行動をとる。
これではまわりはたまらない。
だから親もさじを投げてる。
かわいそうだが、彼女と一緒にいると僕がつぶれる。
といっても、行くところがない人間を追い出す訳にもいかない。