彼女から電話があった。


お父さんのところにはもういられないという。


お母さんに電話をしなさいと言っても、電話したけどかかってこない、義父がいやだ、など、いろいろ言って、前に進まない。


物事が確定する前に自分の心の中で勝手な判断をしてしまうのが彼女の常。


そんなこと言ったって、行くところないんだから、まずはあたってみなきゃ。


それがいやだといって、安易に人に頼ってはいけない。他人を信用してはいけない。


僕も安易に助けてはいけないと思う。心配だけど。



100%満足のいく世界なんてない。人はどこかで妥協しながら生きている。


今の彼女のように、行くところがなく、経済力もない状態で、それでも頼れる可能性がある人がいるのなら、誠心誠意、助けてもらえるように努力しなきゃ。


わがまま言ってはいられない。


今年の4月のように、一緒になろうっていってくれたから、と、K君と一緒に住み、それで数ヶ月で破綻したような、そんな安易な方に流されてはいけない。


楽な儲け話に落とし穴があるように、甘い言葉にも裏がある。楽な道なんてない。



お母さんのところに行けない理由:


1.車のタイヤに傷があって危ない。    同じサイズのスペアタイヤ積んでる車だから、それに交換すればいいと教えた。(この車だって、昔のお客さんに借りている車だ。)


2.ガソリン代がない。    酔って財布落としたのは誰のせい? お母さんに言っても振込何かしてくれないと彼女は言うけど、まずたのんでみなきゃらちがあかない。



大変心配だ。でも、安易に助けられない。





彼女が出ていって数日たつ。


日に日に悲しくなる。そりゃそうだ。嫌いになった訳じゃない。


彼女が今どんな状況かわからないが、どうしようもない時でも、僕がいる事を思い出せば救われると思って、時々メールをする。


今まで「がんばれ」という言葉は使ったことがなかったが、今回はあえて「がんばれ!」と声をかけている。


今日は返事が来た。「何にがんばればいいの?」


あいかわらずだ。



今年の2月に彼女と別れた時は、本当に寂しかった。


だから、大量にDVDを借りてきて毎日観た。


今回も、前回ほどではないが、やはりこもりたい。借りてきた。



彼女が僕の家でめちゃくちゃをするストレスで書き始めたこのブログ、彼女が出て言った今となってはその必要もなくなったのだが、折角だから、歴史をひもといたりしつつ、1つの恋愛を描いてみることにする。





昨日出て言った彼女から電話。


両親は離婚しているので、お父さんとお母さんは別々のところにいる。


最終的にはお母さんのところに帰ると思うが、昨日はお父さんのところに泊まったらしい。


昨夜はお父さんとお父さんの友達と飲みに出て、酔っぱらって良く覚えてないが、財布をなくし、お父さんにひどく殴られているらしい。


想像はできる。なぐるのがよいとはいわないが、彼女が酔った時の本当にめちゃめちゃな言動は、人を怒らせる。


暗に助け(お金)を求めているようにも思えた。


「どうしようか?」


「お母さんに連絡して事情を話しなさい。」


そんな話をして電話を切った。


数時間後、今度はメールが来た。


「どうしようか?」


「お母さんに迎えに来てもらいなさい。」


と打ったら、


「今までありがとう。」


ときた。


「今までありがとう」という言葉は彼女から数十回は聞いている。


半分は「決別」の意味だが、残りの半分は「助けて」の意味。


でも、今回は助けない。


きりがない。


同じ事の繰り返しになる。


つらいが仕方がない。