【東京旅行】2日目 その1~「怖い絵」展 | 明日を夢みて

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男性が好きな男性です。試される大地に住みながら、ゲームをしたり、本を読んだりして、試されています。チョコレートのように甘~いブログを目指します(*´ω`)

 

 東京旅行の目的その2は、こちら!

 「怖い絵」展でございます!ヽ(^o^)丿

 

 

 中野京子さんの『怖い絵』シリーズの著作が好きで、すべて読んでいますが、その展覧会が開催されるとなったら、行くしかない!

 本当は、あまり混まなさそうな平日に行きたかったですが、宮田さんのリサイタルに合わせたので、思いっ切り連休最終日になりました(^ω^)

 

 チケットカウンターは、それほど混雑していませんでしたが……、

 

 

 入場まで、1時間(^ω^)

 美術館に入るのに、これほど並んだことはないと思います。

 

 

 こんな感じ(´・ω・`)

 

 それでもまだ良い方だったようで、なんと3時間半待ちの日もあったみたいですよ!!(゚д゚) 

 

 

 混雑状況を教えてくれるTwitterアカウントまであるのですが、「3時間半」と見た時には、さすがにこんな顔になりましたね⇒(゚д゚)

 https://twitter.com/kowaie_ten

 

 美術館の中に入っても、人、ひと、ヒト。

 ゆっくり観るどころの騒ぎじゃないですね。

 

 小さな作品だと、絵の近くに居る人で隠れてしまって、「人の頭を見るために、わざわざ並んでお金を払ったのかしら……」と、ちょっと切ない気持ちになりました(´・ω・`)

 

 ただ、もちろん、『怖い絵』の本で観た絵を実際に鑑賞できたり、楽しかったですよ。

 

 

 そして、何といってもこの展覧会の目玉といえば、「レディ・ジェーン・グレイの処刑」!

 縦2.5メートル、横3メートルという大画面。そして、その大きさのみでなく、今にも動き出しそうな写実的な絵画で、大迫力でしたね。これを観られただけで、大満足。

 

 収蔵先のロンドン・ナショナル・ギャラリーでは、この絵の前の床がすり減るほどの人気作だそうです。実際に鑑賞して、納得ですね。

 

 

 ただ、史実としては、黒いドレスを着て屋外で処刑されたとのことです。悲劇性を高めるために、演出がなされているということかと思われます。

 

 美術だけに限りませんが、心に強く訴えかけてくるものは、プロパガンダだったり、何らかの方向に誘導しようとする意図が秘められている可能性があります。

 芸術鑑賞の際には、どこかで冷静な醒めた目も持っていたいなと思っています。のみこまれないように。

 

 

 あとは、トップバッターが、わたくしの好きな物語『オイディプス王』の絵だったり、『サロメ』の版画が観られたりして、嬉しかったです(*´ω`)

 満足(^_-)-☆