広島旅行から、もうすぐ1年。「広島旅行2日目 その3」を書こう書こうと思いつつ、ズルズルと月日だけが流れていきました。
71年目の広島原爆忌である今日、8月6日に書き上げてしまいたいと思います。
平和記念資料館の後は、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館へと向かいました。
原爆投下による犠牲者の追悼と、世界の平和を願う意味を込め、2002年に建てられました。
原爆投下時間の8時15分を示す時計型のモニュメント、その周りには原爆瓦礫があり、水を求めて亡くなった被爆者のために水がたたえられています。
建物の中に入っていくと、ゆっくりと地下へ降りていく構造になっています。ところどころに、こういったパネルが設置されており、犠牲者数や被害の規模などが分かるようになっています。
ちなみに、これは一番最後のパネルです。
「誤った国策により」と明確に書かれています。
地下2階まで降りると、平和祈念・死没者追悼空間があります。
原爆死没者を静かに追悼し、平和について考える場所です。
壁面には、爆心地である旧「島病院」付近からみた被爆後の街並みを、昭和20年(1945年)末までの死没者数(約14万人)と同数のタイルを用いて、パノラマで表現しています。
中央の水盤は、原爆投下時刻の「8時15分」を表しています。また、あの日、水を求めて亡くなった原爆死没者を追悼するために水を捧げています。
(国立広島原爆死没者追悼平和祈念館HPより引用 http://www.hiro-tsuitokinenkan.go.jp/facility/b2_hall.html)
この祈念館では、被爆者の氏名・遺影を収集しており、検索機から一人ひとりの情報を調べることも可能です。図書館もあります。
Googleマップのストリートビューで、館内の様子も見られるようですね。