ことにアジングロッドだとよく分かると思うのですが、ロッドで魚のアタリの感度がいい場所、強くアタリを感じることの出来る場所はどこか。
これはもうご存じの通り、理屈上、グリップエンドですね。
アジがよく釣れる時季に、ロッドのグリップエンドだけを持つと分かりますが、ここが一番アタリをビンビン感じます。
では、ロッドを握っていて比較的アタリが感じにくいのはどこか。
グリップ?
違いますよね。
正解は「ブランクス」ですね。ロッドのグリップに近い部分の、ロッドの中でも太めに作られている部分。
で、アジングで「ブランクスタッチ」があまり推奨されないのは、ここにあるわけですが。(実は何をかくそう、私もツイッチを入れる時などは、ブランクスタッチに変えたりするのですが)
とにかく、アジングロッドの中で一般的に、こと感度でいえば1番はロッドエンド。2番目がグリップ。3番目がブランクスになります。
「ブランクスタッチ」はどちらかというと、軽く指を乗せる程度にしておいた方がいいですし、グリップは握るというより軽くロッドを指に乗せ支える、もしくは指先でロッドをつまむ程度がいいと思います。
なお、ロッドの中で一番重いパーツはどこかといえば、グリップです。あとはガイド部。ロッドの重量の中でグリップの重量が6割以上を占めるロッドが多いですね。
ですから、このロッドのグリップが、どのような素材や形(設計)で出来ているかは、アタリの共鳴拡張装置ですから、意外と重要なわけですね。グリップ一つで変わってくるんですね。
でも、これはロッドの原理、理屈の上の話。
アジングの形は人それぞれ。
どんな場所で、どんな釣り方をするか。
それぞれ条件などがありますし、自分なりの釣り方を自分なりに見つけ出すしかない、と私は思っています。
結論だけを言えば、つまんない話で終わってしまいますが。
ロッドの感度のいい場所を覚えておくのは、まあいいかなと備忘録にしてみました。
下の動画の村田さんがやっている所作。
ロッド選びの時の参考になると思います。
でも、釣具屋さんでこれやってると、たぶん変な人間だと思われます。(笑)
↓参考余談(あくまで、自分のアジングの幅を広げるための参考動画。これが正解ではない)
ワームの表面積、確かに。ワームの浮遊感、確かに。
でも例えば、よく釣れるというエコギアの熟成アクア 活アジストレート 2.3 より、活アジコムシ 1.7 の方が、表面積も浮遊感も小さくなるけど、プランクトンパターンでは釣れるってことも多いですね。
要は潮受け具合の違いですかね。でも、とても参考になる動画だとは思います。漁港内のわずかな潮の流れの変化をとらえるには、表面積の大小は気にしておくべきことだと思います。