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グラフィックソフトのIllustrator(イラストレーター)とIndesign(インデザイン)。グラフィックデザイナーやDTPデザイナーの人はよく使うソフトです。私の場合はどちらもよく使っていますが、各ソフトにはそれぞれ得意分野があるので、上手く使い分けるといいかと思います。
今回は、イラストレーターとインデザインのソフトの使い分け、違いについてご紹介します。
意外と便利な「インデザイン」
イラストレーターよりも、インデザインの方が知られていないソフトですが、インデザインにはなにかと便利な機能がついています。
たとえば「ノンブル」
イラストレーターでは、1ページずつにノンブルをつけていかないといけませんが、インデザインを使えば自動でノンブルをふってくれます。もちろんノンブルのデザインも自由に変えられます。この点だけをとっても、数十ページ以上にもわたる書籍やパンフレットを作成する場合は、インデザインの方が断然便利です。「ノンブル」とは、とはフランス語のnombre(ナンバー)から来ているそうです。各ページのページ番号のコトをノンブルと呼びます。
たとえば「電子書籍」
最近流行っている電子書籍。Indesigncs5.5では、電子書籍の形式のEPUBに書き出しができるので、自分で今から電子書籍を作ろうと思っている人は、Indesignを使うと簡単に作ることができます。
たとえば「容量」
たくさんのページ数がある雑誌やパンフレットなどを作る時、イラストレータでつくると、とても思いデータになってしまいます。ところが同じレイアウトデータをインデザインで作るとずっと軽くなります。またスムーズに動くので、作業も早くすすむのもメリットです。
イラストレーターの方が得意なところ
イラストレーターは描画ソフトとして開発されたものなので、「イラストを描く」「ロゴを作る」などの操作はインデザインよりも優れています。インデザインにも描画する機能はありますが、イラストレータの方が機能面でも使いやすさでも優れています。
イラストレーターとインデザインの連携
同じAdobeのソフトなので、連携はとてもとりやすいです。例えば、ページもののレイアウトをインデザインで行い、中のイラストやアイコンはイラストレーターでつくったものを配置する、という方法でページ物のデザインを行なっている人は多いと思います。
まとめ
基本的にはページ物のデザインはインデザイン。ペラものやイラストなどはイラストレーターという使い分けがありますが、それぞれの案件の特徴に応じてソフトも使いこなせるといいですね♪
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