病気の進行とリハビリ | オトンがパーキンソン病になったらば

オトンがパーキンソン病になったらば

パーキンソン病になったオトンと家族の日々。

かなり更新をサボってしまいました(^_^;)


くぅたの夏休みが終わり、やっと平常運転に戻ったわが家ですが

ここへきて私の中に 新たな目標が3つ でき

家事・育児とその3つの目標を進めるために忙しい毎日を過ごしています(^^)


時間の使い方があまり上手くないので

ブログの更新にまでなかなか手が回りません(ΘェΘ;)






さて、そんな3つの目標のうち2つは私自身のことなんですが

残りの1つはオトンのことです。




今月に入り、オトンの元気が少し無くなっています。


言葉の発声・発音もなかなか聞き取れず

立位のときの膝の伸びも良くなく

これまでのような無理難題をぶつける回数も少なめ。


なんだか元気がありません。




本人もそのことを徐々に感じているようで、今日は母に

    「俺はあとどれくらい生きられるんだ?」

と聞いてきいたりもしました。





そんなオトンの状態を毎日見ている母から、ひとつ提案があり

それが私の3つ目の目標になりました。




   オトンのリハビリを手伝おう。




オトンが入居しているホームにはリハビリ担当の看護師さんがいて

週に2~3回リハビリをしてくれます。


ストレッチだったり筋力の強化だったり温熱療法(?)だったり・・・

最近は発声のためのリハについても勉強をしてくれてるようです。

本当にありがたいことです。


そしてリハの無い平日には外注のマッサージも受けています。




では、母と私はどんなリハを手伝うのか。


それは、 立位保持の練習 です。



オトンは一人で立つことが難しく、最近はいよいよ膝が伸びづらくなっています。

移乗を伴う介助の際には転倒の危険も増えます。


そこで、リハ室の空き時間を利用させてもらえるのなら

立ち上がる練習を家族でも手伝ってみよう、ということになりました。




さっそく母と行ってみると、介護士さんもアドバイスをしてくれ、

少し高めのバーを使っての立ち上がり訓練をすることができました。


バーのある壁面からある程度離れた位置に車イスを固定し

オトンの足を軽く広げて準備。


オトンは座位から上半身を前に倒して前方にあるバーに手を伸ばす・・・という動作が上手くできないので

両脇から2人がかりで支えて立ち上がり、バーを掴みます。


できるだけ膝を伸ばすよう促し、本人が ”もう無理” の合図を出すまで立位保持。

この繰り返しです。





単純なことですが、それでもバーから足の距離、バーの高さを調整すると

日常の移乗時よりもぐっと膝が伸びます。



長時間の持続は難しいけれど、何度もチャレンジするオトン。






日に日にできないことが増えていくなかで、

”できる” ことを実感する経験はとても大切なのかもしれない、と思いました。





オトンの身体状況を考えると、このリハをする際には安全のためできるだけ2人が補助についた方が良さそうなので

私もできるだけ時間をつくって母に同行し、機会を増やそう。

 (オトンの体調第一なので、できない日もけっこうあります。だからこそチャンスは多めに用意したいと思うんです。)



これが新しくできた私の3つの目標のうちの1つです(^^)