初めて買ったキン肉マンのコミックスが11巻ってこともあり、細部まで異常に記憶に残るこの試合をプレイバック!
試合会場?は北海道の「UFO発着所」!
…ってどこよ?
80年代当時のメジャースポットなんでしょうか?
その辺り、矢追純一氏や、タマ出版のニラサワ氏にでも追求したいところ。
そんな神秘的にもほどがある場所で行われた「ピラミッドパワー・デスマッチ」。
この一連の悪魔超人との決戦は、すべて悪魔超人のホームというか、地の利をフルに利用した悪条件の中での戦い。
よって、アイドル超人軍には多数の犠牲者が…。
試合中盤、ブロッケンJrは右肩をえぐり取る(必然的にえぐり取られる)という重症を負っています。
カーメンのキバ地獄から脱出すべく、右肩を捨てるブロッケン。
「敵の許しをこうくらいなら…右肩をくれてやれ…とな」
この時のブロッケン、カッコ良すぎ。
「グワッシャア」って極太の擬音も印象的でした。
ピンチが続く中、ミスターカーメン必殺の「ミイラパッケージ」をかろうじてかわしたブロッケン。
代わりにレフェリーが犠牲になってしまっています。
「身代わりになってくれたレフェリーにゃ気の毒なことをした」
気の毒すぎるよ!
超人なら超人墓場っていう便利なもんがあるけど…
(現在連載中のキン肉マンでは悪魔将軍がサーチ&デストロイ済み)
ちょっと非情なブロッケン。
思い浮かぶ顔はアニメ版の渋いツラです。
結局試合は再度ミイラパッケージにかかってしまったところでメシア(モンゴルマン)が乱入。
レッグラリアート一発でカーメンをKO!
あっけな…。
ミルコにやられた永田バリ…。
一番最後に満を持して正体が判明した七人の悪魔超人の割に、印象に残るのは変な一人称「わらわ」と変な笑い声「マキマキ~」のみ(趣味は占い)のミスターカーメン。
現在連載中のシリーズでも影の薄さはピカイチ。
キャラ造形はいいのにもったいないな…。