毎日新聞 2014年12月04日 20時00分(最終更新 12月04日 23時47分)
私は2010年に、ジビエ系の「進化系ハンバーグ」もプロデュースしています。
ちょっと先取りしすぎたかも…(肉汁)
メインの食材は猪&鹿!
静岡県浜松市天竜区の猟師さんの協力で出来たのはこんな↓ハンバーグでした。
【猪バーグ】
天然の猪と黒豚の合挽き肉に味噌とにんにくを練り込んだ逸品。
腕利きの猟師さんによる丁寧な下処理もあって、くさみもゼロ。
そこに合わせるソースは試行錯誤の結果、味噌とトマトの絶妙ブレンドに。
酸味と甘味のバランスもよく、ハンバーグの味を引き立てました。
猪肉はビタミンB群を始め、栄養豊富で低カロリーだし、そもそもが「イベリコ豚」のルーツ。
美味しいに決まっています!

【鹿バーガー】
鹿肉100%のハンバーグに、とんかつソース+ケチャップ+隠し味の天然ハチミツのソース&自家製マヨネーズをプラスしたヘルシーバーガー。
鹿肉は低脂肪(脂肪分は牛肉の10分の1以下)、低カロリー、でも食べごたえ十分!
食材としてのパフォーマンスは高いのだ。

今あたためている新たな進化系ハンバーグは、このジビエを超えたもの…
馬肉&羊肉の「ゆく年くる年バーグ」の発展系でもあります。
名付けて
「サファリバーグ」!!!
サファリパークにいる(ような)動物をハンバーグに!
と言うアグレッシブ&エクストリームな企画。
例えば…
鶏肉に似た食感と味わい…らしい
ワニ肉
独特の風味をプラスした牛肉のような味わい…らしい
ラクダ肉
あっさりとした牛肉のような味わい…らしい
ダチョウ肉
獣感をプラスした牛肉のような味わい…らしい
カンガルー肉
クセの強い羊肉のような味わい…らしい
ヤギ肉
これら比較的容易にネットでも手に入ります。
かなり高価ではあるけど、
甘い牛肉のような味わい…らしい
クマ肉もぜひ抑えたい逸品。
リアル「ハンバーグマ」、実現させたいなぁ…。
肉が難しいものは粉末でどうですか?
赤マムシ、ハブ、スッポン、海ヘビ…
「赤ひげ薬局」とコラボして「ビンビンバーグ」なんて、東スポが喜ぶんじゃね(肉汁)?
ともかく、これらのハンバーグが一同に介するイベントがあったら楽しそうでしょ?
ラーメン、カレーと並ぶ人気国民食なのに、話題に乏しい…と言うか熱量が足りないのがハンバーグが劣るところ!
そんなハンバーグ界を活性化するためにも、エンターテインメント性に長けた進化系ハンバーグが必要なのだ!
ハンバーグには無限の可能性がある!
ハンバーグは最も身近なエンターテインメント!
ハンバーグはバランスの芸術品!
これからもハンバーグの可能性を追求しながら、おいしくユニークな進化系ハンバーグを発表していきたいと思います。