の続き。

 

ULTEGRA からDURA-ACEに浮気したら乙女ギアがない!

 

 

 

今年の初め、コンポーネントをULTEGRA10から念願のDURA-AC11に換装した。その際、スプロケットをどうするか迷った。

 

乙女ギアに慣れきった私の登坂能力から考えてLow側に30は欲しいところ。しかしDURA-ACE11sには30の設定がない。う~ん、困った。

 

DURA11sでは⇒ 1228 T が一番のワイドレシオで乙女ギアに近い。DURAで決めるとなればこれを選ぶしかない。

 

 

悩んだ末、ある考えから念願のコンポーネント総DURA化からは外れるが、スプロケットだけはULTEGRA⇒1428 T(下表のでしばらく乗り回すことにした。

 

 

 

 

スプロケットをDURAでなくULTEGRACS-6800(14-28T)にしたわけ

 

あとでのスプロケットカセットを買い足せば、グリーンのアンダーラインのスプロケットを組み合わせることによって、1432Tというカセットを組める。

 

早く登るより楽をして坂を登りたい私にとって、よだれが出そうな1432Tという超ワイドレシオのスプロケットカセット(この組み合わせの市販はない)を手に入れることができる。

 

ただDURA-ACE11sのリアディレイラーで変速操作範囲は28Tまで。DURA 32Tまで対応できるものがないので、この組み合わせはしばらく封印

 

 

これまでの乙女ギアを超える「超乙女ギア」が誕生

 

この封印を解いたのは、先日プライベートイベントでやった「富士ヒルクライムで古稀爺の体力・気力測定」の直前である。只々、楽して富士山五合目まで登りたい、その一心からである。

http://ameblo.jp/sogawa06/entry-12166240129.html

http://ameblo.jp/sogawa06/entry-12166549602.html

 


写真上段が1428T下段が1132T。赤い線で囲ったスプロケット組み合わせ、1432Tという超ワイドレシオのスプロケットカセットを組んだ。難しいことはなにも無い。

 

 

ただし、いま付いているDURA-ACE11sのリアディレイラーは使えなくなる。勿体ないがDURAを外し ULTEGRARD-6800-GSというロングゲージのリアディレイラーを組み付けた。

 

 

貧脚の証明―「超乙女ギア」はサイズも超太め

 

 

速く走ることがかなわぬ古稀爺。乙女ギアと出会い、乙女ギアとの相性ばっちり、乙女ギア一筋でやってきた。が、コンポーネントのDURA化で一時は乙女ギアを諦めかけた。

 

なけなしのお小遣いをはたき、余分なスプロケットカセットを求め、リアディレイラーもDURAULTEGRAの両方を買って乙女ギアを実現した。このしつこさが貧脚の証明である。

 

それにしてもスプロケットのLow側の歯数が32Tもあるとさすがに太めだ。見る人が見ればすぐわかる。貧脚を証明しながら走るようなものだ。【完】

 

ではまた。