育ちの良さ
愚老が人のことをトヤカク言えた身分ではないが、
偶然、「この青年は育ちが良いな」と感じることがある。
1).それは大衆食堂で、1人で食事する青年の仕草だ。
手を合わせて、静かに「頂きます」の姿勢をしてから箸を持って食事を始める。
やさしく、優れた母親に育てられたのだろうと、気持ち良く想像する。
Fig1.頂きます WEB
英語には、日本で食事時のあいさつ「いただきます」と
「ごちそうさま」にピッタリ対応する表現が特にありません。
これは神道に基づく言葉だからです。
ヨーロッパでも(食事前に神への感謝と祈りを捧げることはありますが、
作ってくれた人や食べ物へ感謝を示す「いただきます」とはちょっと感覚が違います)
例えば簡単な英語表現で 「Let’s eat.」 でも十分でしょう。
「ごちそうさま」についても同じようなことが言えます。
食事が終わったら作ってくれた人に感謝を述べるかもしれません。
It was so delicious.(とってもおいしかったよ。)
I’m full.(おなかいっぱいだよ。)
等で十分に気持ちは伝わるでしょう。
2).また別の機会にセールスマンや技術者が我家を訪れて
玄関に靴を脱ぐことがある。その時の靴の脱ぎ方が気になる。
Fig2.履物の脱ぎ方 WEB
左端の脱ぎ方が理想ですね。2番目と3番目は芳しくない。最近右端の脱ぎ方が
省エネにもなると言われるが、定着するかどうか?
愚老もこんなことを書き始めたら、病気が回復しつつあるのかな?