東電・原発事故
の科学技術の面と政治経済の面
について検討する
東電の原発事故は2011(平成23).3.11.に東北地方太平洋沖地震
による津波の影響をもろに受けて発生した。間もなく10年になる。
震災は後日、「東日本大震災」と命名された。
この時期に、次女に孫②が生まれるので強い記憶がある。
僕は原発開発に関係していた経験から、東電経営陣の判断不良が、
非常電源設備の設置場所不良につながり事故拡大した、と発言した。
ブログにも書いた。それは裁判所で審議中なので今回は割愛する。
(1)東電原発の主な出来事
_年_月 _ 出 来 事_________________
2002.08._原発の自主点検記録の偽造 公表 ________
___.09._南社長ら歴代トップ4人退陣 勝俣恒久が社長に昇格_
_2007.01._原発の定期検査でデータ改ざん 公表__________
__________.07.__中越沖地震発生。柏崎刈羽原発3号機の変圧器火災発生
__09.12._柏崎刈羽原発7号機営業運転開始。以降他号機も再開__
________10.09.__中長期経営方針発表__原発推進などが柱_______
_____2011.03.__東日本大震災発生_福島第一原発で事故______
_2012.06.__勝俣会長ら経営陣が退任_____________
____.07.__東電を実質国有化________________
_2013.07.__原子力規制委員会の新規制基準が施行______
__________.09.__柏崎刈羽原発6,7号機の再稼働の審査を申請_____
_2016.04.__持ち株会社制に移行_______________
_2019.09.__勝俣事会長ら旧経営陣3人が原発事故をめぐって業務上
______過失致死傷罪で強制起訴された刑事裁判で、東京地裁が
______東京地裁が全員に無罪判決。後日、指定弁護士が判決を
______不服として東京高裁に控訴。
_2020.09._規制委員会が柏崎刈羽原発の再稼働に向けた東電の
______「適格性」が担保されたと認定。
以上、ここまで。
もう少し詳しく掘り下げた考察を徐々に記録します。
参考・引用資料
1.朝日新聞 他の新聞解説
2.ネットによる資料。