タイトル:新型コロナでオーストラリアが沈む
テーマ名:世界・社会情勢
四国は愛媛の田舎に住んでいると、桃源郷の様で社会情勢は暗くなる。
ブログを書くために例によって、いろは歌を整理すると下記が出た。
図28.いろは歌(く)
この「囲碁いろは歌」の作者は日本棋院所属の中山典之棋士であり、
本年4月22日「玄玄碁経-1」の図4.いろは歌(い)等で解説してある。
恋の病と同じく碁の病も温泉やお医者様(薬師)も打つ手なしと笑われると
自嘲した歌だ。
薬師(くすし)と云えば大昔、富山の薬屋さんが各家庭に置き薬をしてくれた。
その時、子供は紙風船をもらい喜んだものだったと、家内に話すと覚えていた。
同時に20年ぐらい前に、オーストラリア(豪州)へ旅行した時、現地の娘さんが
引率案内しながら、山や野原の道端で自然に生えている草木の枝、葉、花など
を示しながら、「これは、どこが痛いときに効きます」とニコヤカニ説明して
歩いたものだった。実用的な薬学に詳しいのだ。
褐色に日焼けした顔と引き締まったボディーから健康そのものと印象付けられた。
図1.リッチモンドリバー・エクスプレス紙1903年1月6日版
オーストラリアでは日刊、週刊合計400紙の新聞が39億豪ドル(約2900億円)
発行されていた。人口1万人余りの街の広さは、50~90キロで牛の牧場が広がる。
牛肉の値段や交通事故、冠婚葬祭などの不可欠な日常情報の他に、日本では得ら
れなかった政治・軍事情報も手に入ったのだ。
1945年7月30日の数ある一地方紙のリッチモンドリバーには、
Forces Assemble To Attack Japan
(連合軍 日本を攻撃するために集結)と見出しに大書されている。
元々、弱小地方紙は用紙代、人件費などで厳しく、記者一人で取材、写真撮影、
執筆、紙面記事の編集まで担当しているが、今回の新型コロナ感染拡大で広告
収入が見込めず、地方紙の廃刊や集約が続いている。
図5.女神3
しかし、グーグル、フェースブック等の新情報源を活かしながらも、新技術に
付いて行けない地方の庶民への紙の文化(新聞)も残って行くべきだと思う。