師匠が何時も仰います。「上手くなるのにコツなんかない」と。自分で勉強なり練習なりをしていると、最初は緊張感もあり頑張っていますが、そのうちに上手くなるコツはないかなあ?という気持ちが湧いてきます。でもこれは楽をして目的を達成したい、自己流に走って簡潔に(良いとこ取り)したいという、甘え&怠ける心の現われでしょう。これは非常に危険な信号です。
達人と呼ばれている人や、成功している人は、大抵は超人的な能力を持っているわけでもなく、誰にでもできることを、人の何倍も修練したり、細かいところの気遣いが人の何倍もできたり、ミスのないように確認する作業を、絶対妥協せず行っていたりするものです。どうでしょう?上手くなるコツはどこかにないかなあ?という気持ちの対極にあると思いませんか?時間はかかっても、師匠のやっていることを正確にできるまで踏襲していくことが、ある意味上手くなるコツといえるのかもしれませんね。