[Docker] cAdvisorでパフォーマンスをモニタリングしてみる | パークのソフトウエア開発者ブログ|ICT技術(Java・Android・iPhone・C・Ruby)なら株式会社パークにお任せください

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こんにちは!パーク社員のゆんぼうです。
今回は、Dockerのパフォーマンスをモニタリングできるツールを調査しました。
その2つ目として、「cAdvisor」 を紹介します。

cAdvisorとは

「cAdvisor」とは、リアルタイムでDockerのコンテナのパフォーマンスを監視できるツールです。
公式ページ: https://github.com/google/cadvisor

以下の特徴があります。

  ・WEBページでグラフの表示が可能

  ・1秒毎に同じホストにあるコンテナのメトリクス情報を収集する

  ・メトリクス情報のAPIを提供しており、「Prometheus」や「InfluxDB」と連携が可能

  ・長期間の監視データの蓄積は行わない(メモリ上に直近60秒の情報を保持するのみ)

 

cAdvisorの環境構築手順

環境構築手順は下記の通りです。

 

・Windows 10 Pro

・Docker Toolbox (v17.07.0-ce)

・docker-machine でマシンを作成済みとします。(IP: 192.168.99.102)

 

1. 「Docker Quickstart Terminal」を起動します。

2. 『docker-compose.yml』を作成します。内容は下記の通りです。

version: '3'
services:
  cadvisor:
    image: google/cadvisor:latest
    expose:
      - '8080'
    ports:
      - '8080:8080'
    restart: always
    privileged: true
    networks:
      default:
        aliases:
          - cadvisor
    volumes:
      - /:/rootfs:ro
      - /var/run:/var/run:rw
      - /sys:/sys:ro
      - /var/lib/docker:/var/lib/docker:ro

3. 下記のコマンドを実行します。 

$ docker-compose up -d

4. 下記のURLにアクセスします。
http://192.168.99.102:8080

cAdvisorのWEB画面の操作手順

WEB画面の操作手順は下記の通りです。

以上です。