こんにちは!パーク社員のゆんぼうです。
今回は、Dockerのパフォーマンスをモニタリングできるツールを調査しました。
その1つ目として、「netdata」 を紹介します。
netdataとは
「netdata」とは、リアルタイムでパフォーマンスを監視できるツールです。
公式ページ: https://hub.docker.com/r/titpetric/netdata/
以下の特徴があります。
・WEBページでグラフの表示が可能
・環境に合わせて、設定を行う必要がない
・実行速度が速く、また負荷も低いため、1秒毎にデータ収集が可能
・プラグインを使用すると収集できるデータの種類を追加することが可能
・アラート機能 (Eメール, Slackなど連携可)
・長期間の監視データの蓄積は行わない(数日程度)
下記にサンプルページがありますでご覧になられてはいかがと思います。
サンプルページ: https://my-netdata.io/#demosites
netdataの環境構築手順
環境構築手順は下記の通りです。
・Windows 10 Pro
・Docker Toolbox (v17.07.0-ce)
・docker-machine でマシンを作成済みとします。(IP: 192.168.99.101)
1. 「Docker Quickstart Terminal」を起動します。
2. 『docker-compose.yml』を作成します。内容は下記の通りです。
version: '3'
services:
netdata:
image: titpetric/netdata:latest
ports:
- '19999:19999'
restart: always
cap_add:
- SYS_PTRACE
volumes:
- /proc:/host/proc:ro
- /sys:/host/sys:ro
3. 下記のコマンドを実行します。
$ docker-compose up -d
4. 下記のURLにアクセスします。
http://192.168.99.101:19999
netdataのWEB画面の操作手順
WEB画面の操作手順は下記の通りです。
以上です。


