「もう、子育て終了だね」
丁度、1年前の朝、夫が私にLINEで送ってきた言葉だ。
夫は、遠ざかる後ろ姿に頼もしさと自信を感じたという。
「あぁ、子育て終わったんだな!って、素直に実感したんだ」と…
私はというと、二次試験を受ける大学を娘が決めた時から、見つからないように泣いてばかりだった。
「まだまだ…だよ。終わらせたくない‼︎」
私が夫に返したLINEの言葉だ。
娘が家を離れる淋しさに押しつぶされながら、娘の居ないことに慣れる日など、来るのだろうか?と、涙、涙の毎日だった。
今でも、当時の事を思い出すだけで泣けてくる。
今でさえも、帰省した娘が大学のある街に戻る時も、駅へ送って行った帰り道は、泣きながら帰ってくる。帰省は、嬉しいのだが、毎回、辛いのだ。
子育て終了…私には、まだまだ遠い。そんな事は言えない。大学を卒業し、社会に出る時に、初めてそう言いたい。
娘の大学の卒業式が、私にとっても子育ての卒業式でありたいと考えている。あと三年は、子育てをさせて欲しい…