週末の夜、ゆっくり静かに読んでいただきたい本があります。

それはカズオ・イシグロさんの小説です。

 

ノーベル文学賞を受賞されており、ファンの方も多いかもしれませんね。

物語が一人称で進むので、主人公の目を通して、

まるで自分も主人公になったような気持ちになります。

 

カズオ・イシグロさんの作品の中でも、とくに好きな小説が『クララとお日さま』です。

 

 

主人公のクララは子どもの遊び相手をする、ヒューマノイドロボットです。

 

しかし他のロボットより洞察力があります。

変化を瞬時に読み取り、相手を慮る優しさを持っています。

自分に不利なことがあっても、冷静に判断材料を見つけ、相手のために何をすべきかを考えます。

 

ときには冷たく残酷な出来事も起こります。

でもそんな時でも、何が起きているのか、

相手は何を考えているのかをいっしょうけんめい考えるのです。

そして、相手のためにできることは何か、自分の頭で整理しようとするのです。

 

 

経営に携わるみなさんは、つねに走り続けているかと思います。

そしてつねに考え続けていると思います。

そんなときこそ、この小説のクララの優しい視点を参考にされることをおススメします。

そして、クララが発する美しい言葉を、ぜひご自身が発する言葉に使っていただきたいです。

 

相手を想うということ、それは、自分が話す言葉を慎重に選ぶこと。

ぜひ、読んでみてください。