おはようございます。こんにちは。こんばんは。
今回のテーマは「大都技研 液晶表示不良修理」となります。
筐体はこちら⬇

5号機初期のKATANA筐体となります。
症状はこちら⬇

結構な頻度で発生している「液晶のみ映らない」となります。
映らないの詳細は真っ黒や画像の乱れ、ノイズです。
リールバックライト等々その他の部分は正常な状態です。
液晶不良で真っ白もごく僅かに見かけますがそちらは今回の処置内容では直りません…
原因となっているところはこちら⬇

液晶上の基板となります。
メンテナンス中なので上のカバーが外れています。
台からシャッター部分ごと取り外した方が楽です。
外した液晶部がこちら⬇

写真のアップ数の制限により細かい取り外しの仕方は省略させていただきます。
原因はロムが付いている基板になるのでそちらを取り外します⬇
フラットケーブルを含めた全てのコネクターを外して四つ角のネジを外せば簡単に取り出せます。
取り外した基板がこちら⬇

原因となっているのはロムです。
3つ付いていますが不具合を抱えているロムはこちら⬇

「液晶制御ロム」となります。
このロム本体が駄目なのではなくロムが収まっているソケットに問題があります。
接触不良を起こしやすく接点復活剤を吹き付けてもほぼ効果がありません…
接点復活剤だけで映る様になる台もありますがごく稀です。
なので今回の処置はこのソケットを取り外しロム本体を基板に直つけするようにしていきます。
まずはロムの外し方から⬇

ソケットの両サイドで端子がスプリング状になっていてロムを挟み込んでいるので、 画像の様な工具を使ってスプリングを押し下げマイナスドライバー等で少しこじってあげれば簡単に外れます。
専用工具はあると思いますが私は配線カバーをカットして使っています。
外したロムがこちら⬇

ヒートガンやホットエアーを使えば簡単に外れますが、無い場合はハンダ吸い取り線で地道にやっていくしかありません …
ソケットが外れた状態がこちら⬇
やり方は色々とあると思いますが私はこんな感じに⬇

抵抗の足を使って延長しています。
配線を使って延長するのも良いですがかなりごちゃごちゃになるのでこのやり方のほうがスッキリすると思います。
下に貼ってあるテープは絶縁用になります。
セロハンテープでは熱をかけると溶けてしまうのでマスキングテープ等の紙類のテープを私は使っています。
写真を撮って気付いたのですが、かなりハンダが汚いのでこのあとフラックスを使って綺麗に整形しました😅
これでロムを付ける事が可能になります。
ロムを付けた状態がこちら⬇
ロムのハンダ付けをしているときに基板の方のハンダも溶けて延長している足が動いてしまうのでピンセット等で動かないように押さえて下さい。
では台に戻しても動作確認を⬇
はい!問題なく映っています!
かなり細かな作業となりますが 表示不良で遊べない台をお持ちの方はこちらのやり方を参考にしてみて下さい。
この処置をしても映らない場合は専用設計のGPUになってくるので諦めて下さい…
確率的には5台に1台の割合でGPU不良の終了基板があります。
最後に。
リール横のサブ基板も接触不良を起こしやすいソケットが使われているので、バックライトが点灯しない、音が出ない等の症状も併せてある場合はそちらも同じ事をするようになりますが、操以降のKATANA筐体のサブ基板はソケットが差し込み式になっているのでそちらの台からサブ基板を持ってくれば面倒な作業をしなくて済みます。
しかし問題は台の球数少なく、あっても高いです…
今回は以上となります。
作業内容や蘇生率から考えると新たに台を買い直した方が良いとは思います…
「駄目もとで!」の気持ちでとりかかって下さい。
それでは次回以降もよろしくお願いいたします🙇



