おはようございます。こんにちは。こんばんは。
今回のテーマは「後付けボリュームの悪戯」となります。
先日、持込の キャパシタ交換(サブ基板)があったのですが、その時にかなり焦る状況がありましたのでブログに書かせてもらいます。
お客様待ちの作業だったので写真はありません…
文だけのブログとなります。
依頼台の症状はART中に電源を落とすとARTだけが消えてしまうです。
こちらの症状はサブ基板のキャパシタ不良で起こります。
サブ基板を外す際にホットボンドでボリュームが固定されていたので、そちらを剥がして キャパシタの交換を行いました。
キャパシタ(二次電池)交換も終わりサブ基板を筐体に取付て動作確認。
すると液晶が再起動を繰り返して映りません…
サミーの台だったので「電源が入りました」のアナウンスが流れるはずですがそれも無し…
かなり焦りました…
気を付けて作業をしていたのに「キャパシタ交換でやらかした…」と…
何回も再起動、ラムクリ、コネクターの接続確認をしている時に「あっ! ボリューム!」とふと思い出しました。
昔、「ボリュームが壊れると音が出ない以外にトラブルが発生する事がある!」と聞いた事がありましたが、例えばショート(短絡)したとしても元々スピーカーの線は直結なので「爆音になるだけでその他には影響は無いのでは?」と当時は思っていました…
スピーカーのコネクターを抜いて恐る恐る電源を投入すると…
液晶は正常に立ち上がりました😊
ボリュームを剥がす時に多少力ずくで外したのでその時に壊れたと思われます…
テスターを当ててみると片側が20Ω位でツマミを回しても数値に変化なしもう片方は断線でした。
ボリュームを新品に交換して再度立ち上げても正常作動!
今回は貴重な経験が出来ました!
お客様がいたので心臓に悪かったですが…
家庭用に加工して年数が経っている台で、サブ基板に関連する症状が出ている時はボリュームを疑ってみるのも良いかもしれませんね!
それでは次回以降もよろしくお願いいたします。