おはようございます。こんにちは。こんばんは。


今回は「トロピカーナ7 ストップボタン不良修理」となります。


筐体はこちら⬇



メンテナンス中なので色々と外れて おります😅

古い台でストップボタン不良と聞いて最初に思い浮かぶのは集中端子板かと思います。

しかし今回は右のみとなります。
端子板なら「全てのボタンが効かない」の認識なので「まぁボタンでしょう」とこの時はなっていました。

とりあえず各部の点検を⬇


ボタン関連はスイッチ、コネクター共に異常無し。
この時点で「???」となっていました。

「じゃあ配線が切れている?」

配線を追ってみます⬇


扉周りは断線無し。


集中端子板の1番下のコレクターに繋がっているのですがこちらも異常無し。


集中端子板からメイン基板までの 配線に異常無し。

点検のし易さから次は端子板を診ていきます⬇


 勿論他のボタンが効いているのでヒューズ飛びは無し。


ストップボタンの信号は8ピンのコネクターに入り、写真の2つのICを通り8ピンのコネクターからメイン基板に向かいます。


データシートが下のIC分しか見つからなかったのでとりあえず下のICを交換してみます。
このICはテスターでの良否判定はできないかと思われます。

結果は⬇


はい。止まるようにはなりました。


 ただ良否判定ができていないので悶々としております。

「なんか知らんけど直った」⬅これの気持ちの悪さはこのブログを読みに来ていただいている方々ならお分かりいただけるかと…


とりあえず先ほどのICの電源は端子板から供給されているのでヒューズが飛ぶと全てが効かなくなります。

これは⬆もう常識的な事となりますが、ICの1系統だけがやられるとその系統のボタンが効かなくなるは初体験でした…


ICがどの様に壊れているかは分かりませんでしたが、「1つだけ効かない」となりスイッチの不良じゃ無かったときにこのブログを参考にしていただければと思います。


あぁ…悶々…




それでは次回以降もよろしくお願いいたします🙇