メールマガジン(62) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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平成11年を続けましょう。

それではどうぞ。

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■平成11年(その3)
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熊本県を優勝で飾り、闘犬センターと
してのシーズンは終了しましたが、主
力選手たちはまだ大事な戦いが残って
いました。

それはシンガポールで開催される

「第10回世界選手権のアジア予選」

での戦いでした。

この予選に闘犬センターから8名の選
手が選出されていました。

日本リーグの優勝チームであり、国体
の優勝チームなわけですから、

「最も強いチームの選手」

が全日本の中心としてチームが結成さ
れることには、違和感はないと思いま
すし、長年全日本の主力を排出してき
た闘犬センターの選手たちには、他の
選手にはない、

「多くの海外での試合経験」

がありました。

これが海外での試合では大いに役に立
つことになりました。

試合会場の環境や審判、ホテル、食事
飲料水等経験していないと分からない
驚くようなことが起こるのが、海外で
の試合です。

何か日本国内の試合とは違ったことが
起こっても、冷静に対応出来ることが
海外で勝つためには必要になります。

その経験を多く持った闘犬センターの
選手たちは、どの世界選手権でも活躍
をしてみせます。

このアジア予選でもそうなったようで
す。

12月1日シンガポールに7ヵ国が集
まって始まった予選は、初日一番の難
敵と見られたフィリピンを1-0とく
だして好スタートを切ります。

西村投手が2安打完封とさすがのピッ
チングを見せていますね。

二日目は香港を8-0,インドネシア
を11-0(5回コールド)と完勝して
います。

3日目はタイに対して10-0(5回コ
ールド)で勝って、開幕4連勝としま
した。

4日目にはシンガポールを10-0(5
回コールド)、台湾を9-0と圧勝し
て、全勝で決勝トーナメントに進出し
ています。

格下相手ではありますが大木投手も活
躍していますし、打者も大活躍をして
います。

5日目からは決勝トーナメントでした。

準決勝は強敵フィリピンでしたが、投
げては宮平投手から大木投手への継投
で3-0で完封勝利をして、決勝戦に
駒を進めます。

決勝戦は敗者復活戦を勝ち上がったフ
ィリピンと3度目の対戦となりました
が、満を持して登板した西村投手が、
足場の悪いマウンドに悩まされながら
2安打完封して、3-0のスコアで優
勝して、翌年南アフリカで開催される
世界選手権への出場資格を獲得しまし
た。

この大会で井上選手が予選リーグで
最多10打点を記録し、岡本選手も7
打点を挙げています。

さらに笹岡選手、山崎泰稔選手が4割
を超える打率を残しており、闘犬セン
ター勢は期待通りの活躍をしてくれた
ようです。

アジアでは日本の力が頭一つ抜けてい
ることを証明した大会になりましたし、
事前の予想通りフィリピンが、唯一注
意しなければいけない国でした。

昔からフィリピンはアジアらしくない
ソフトボールをする国で、要注意の国
でした。

これで本当に平成11年の戦いが終了
しました。

この予選の結果、出場することになっ
た南アフリカで開催された世界選手権
に出場した日本は、過去最高の成績を
残すことになります。

このことはまた平成12年のところで
詳しくご紹介しますね。

今日はここまでにします。

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平成11年もいろいろありましたが、終
ってみれば良い成績の1年になりました。

終わり良ければ全て良しとしておきま
しょうかね(笑)



この予選の模様を伝える記事です。