
昨夜は帰高した
「西村男子全日本監督」
との忘年会(?)でした。
7時から締めのラーメンまで7時間弱、
ソフトボールの話しに始まって、ソフ
トボールの話しの終わるという、何と
も熱い忘年会をしてきました。
話しばっかりしていましたので、写真
を取ることもなく、昔話から将来のこ
とまで、たくさん話すことが出来まし
た。
ソフトボール以外で分かったことは、
西村君は飲む時にあまり食べない。
つまりあまり食べてしまうと酔わない
ということで、多くは食べないという
飲兵衛の理論の持ち主であり、私は酔
いたくない(気持ち悪くなりたくない)
ので、しっかり食べて飲むタイプだと
いうことです(笑)
お酒は間違いなく西村君の方が強くて、
好きですが、結果として二人ともあま
り変わらない(乱れたりしない?)の
で、長く話し続けていられるというこ
とでしょうか。
この西村君と同級生で高知商業野球部
のキャプテンまで努めて、闘犬センタ
ーでソフトボールをしたS野君みたい
に、お酒に飲まれてしまうやつは、何
回も私に怒られていますし、世話をさ
せられて終わることばかりでした(笑)
酔ったら真面目な話をしても、翌日覚
えていないので意味がないんですね。
さて、いつも私のブログを読んでシェ
アしてくれている西村君ですので、会
った瞬間に
「何を話したらいいですか?」
と聞いてきてくれました。
「ん~、女子のピッチャーかな。」
基本的な考え方については大きな相違
はありませんでした。
全国各地の講習会に呼ばれて指導して
いる西村君も、たくさンの葛藤を抱え
て指導しているみたいですね。
現場でも
「それは手が大きくて筋力があるから
出来ることですよね。」
と女子を指導している方から言われれ
ることがあるそうです。
確かに手が小さくてボールを3本では
なく4本で握らなくてはいけないと、
少し手の使い方は違ってくるのかもし
れません。
筋力も男子にはかなわないでしょう。
だからこそ上手に体を使う必要がある
のではないでしょうか。
外国人よりも体格・筋力で劣る日本人
は、体を最大限上手く使うことで、外
国人に対抗してきました。
ですから日本人のピッチャーのフォー
ムは、外国人ピッチャーのフォームよ
りもキレイですよね。
途中のフォームはバラバラで、デタラ
メであっても。リリースの瞬間に力を
最大限集中させることが出来れば、強
くて速くて、鋭いボール(変化球)を
投げることが出来ます。
だから外国人はフォームをまとめような
どという指導はされないんだと思います。
この汚い(笑)フォームはバッターにと
って、恐怖であり、タイミングが取りに
くいという効果も発揮します。
しかし日本人は体格・筋力で劣りますの
で、体を上手く連動させてその足りない
ものを補って、世界レベルを目指します。
結果キレイなフォームを手に入れますが、
逆にタイミングが取りやすいという宿命
もついて回ることになります。
その日本人男子より体格も筋力も劣る女
子であれば、なおさら体を上手く連動さ
せたフォームを身につける必要があるの
ではないのか。
唯一の救いは、男子に比べると女子は外
国人との体格・筋力の差が大きくないと
いうことでしょうか。
良い例がバレーボールではないかと思っ
ています。
男子のバレーボールは身長・筋力の差が
どうしようもないほど大きくて、同じプ
レーをしても速さ、力強さで圧倒されて
しまいます。
女子はそこまでではないので、拾って粘
るバレーボールで、世界3位くらいの位
置を手に入れることが出来ています。
杉本さんは良く
「西村の理論は難しい。」
と言います。
確かに難しいですが、これを身につける
ことが出来た女子のピッチャーが出てき
たら、上野投手を凌ぐ世界と対等に戦え
るピッチャーになること間違いなしとい
うことになるんですけどね。
今日はここまでにして、明日はライズボ
ールについてのお話をしたいと思います。
お楽しみに!