
この帽子のマーク、良くないですか?
1984年アメリカのミシガンで行われた
世界選手権で、オール・オ・マチックスの
ドン・ファンクオーナーと再会した
闘犬センターの弘瀬 勝オーナーは、
自分のチームの写真を見せて、同じ帽子
を使っていると説明をします。
カナダからはクリスマスカードも届いて
いたので、先方も兄弟チームという認識
(ちょっと微妙)はあったのだと思いま
す。
仲良く話しをしているところは見ましたが、
その場にずっといた訳ではなかったので、
詳しい内容までは分かりません。
そして帰って来てみると、その手には
見たことのある帽子があるではありませ
んか。
手に取ってよーく見てみると、
「あれ、何か違う!」
「あ、マークが変わちゅう!」
「こっちの方が、恰好えい!」
そうです、本家の帽子のマークがこの3年
の間に変わっていたのです。
兄弟チームとして同じマークの帽子を
かぶっていると思っていたら、実は
お兄さんチームはマークを変えていた
なんて・・・
本当に驚きました(笑)
帰国後、どうするのかな?と思っていまし
たが、結局闘犬センターが帽子のマークを
変えることはありませんでした。
その結果、このマークを使っているチーム
は、世界で闘犬センターだけになったとい
うことになりました。
その後解散までこの帽子を使い続けること
になりますが、全国たくさんの会場で
「その帽子のマークは何ですか?」
と質問されることが度々ありました。
こわーい闘犬センターに直接質問してくる
強者もいらっしゃいましたが、聞きたくても
本当に怖くて近づけなくて聞けなかった
人も多かったのではないでしょうか(笑)
すみませんでした。
これが闘犬センターの帽子の秘密でした。
次回からはユニフォームについて、ご紹介
していこうと思っています。
どうぞお楽しみに!