読書時間:2h
一読:あり(ラプラスの魔女を読了していること)
再読:なし
R指定:なし
著者:東野圭吾
刊行:2018年3月
価格:1500円+税
出版:KADOKAWA
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
「ラプラスの魔女」後日譚
あの風に向かって飛べ
この手で魔球を
その流れの行方は
どの道で迷っていようとこ
魔力の胎動
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
先に「ラプラスの魔女」を読むことを、おすすめシマス。
ボールの動きは予測できるが、空気の流れは予測できない。空気の流れを予測することは可能だろうか?
分子1つ1つの動きを計算できれば可能だが、スパコンでも計算しきれないので、風の流れは統計的に扱うしかない。
ラプラスの魔女では主役だった人物が脇役で登場すると、これほど話が面白くなるとは!
ではラージヒルの風を読み、
ではナックルボールを捕球する。
期待したら
、
はそうでもなく、
はラプラスの魔女を読んでいないと理解不能
スポーツを題材に考えると、自然現象が結果を左右するような競技は思いつかない。
続編があってもスポーツを題材にするのは無理かなあ。
主人公である工藤ナユタの謎を、羽原円華が解いていく展開は巧みでしたが、結果が切ない。

