職業としてのAV女優 | サンディの今日もワイン

サンディの今日もワイン

サンディがワインと本についてあれこれ言います。

2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。

読書時間:4h
一読:あり
再読:なし
R指定:なし
著者:中村淳彦
刊行:2012年5月
価格:800円+税
出版:幻冬舎
本本本本本本本本本


AVを取り巻く環境と女優の現実

序章 新人AV女優の誕生 毎年6000人

1AV女優の労働条件 日当3万円~
2AV女優の労働市場と志望理由 倍率25倍
3AV労働環境の変遷 96年のカオス
4労使トラブル 損害請求1000万円
5AV女優の退職 引退後の付加価値は2倍


期待に胸ふくらませた気持ちは萎えてしまった。

競争が激しくなったAV業界では女優になることさえ難しく、なれたとしてもデジタル化により長時間の拘束を強いられる。
最下層の女優になると、3万円(交通費等込み!)にしかならず、撮影も毎日ではないので、AV女優だけでは生活できない。

一昔前(といっても2000年代)までの労働環境は酷かった。
野外撮影で摘発は軽いほうで、女優を騙した強姦で実刑になることもあった(バッキー事件)
自殺や不審死も多く、売れていても心中は穏やかでなかったのかもしれない。鬱などの問題を抱えた女性も多かったというのもあるだろう。
それでもセーフティネットとして機能していたAV業界は、いまや機能しなくなってしまった。

お金や有名になるために就く職業ではないが、毎年6000人もデビューするのは実態が知られていないからだと思う。


非日常な性体験をしたいというのであればAV女優も選択肢になると思う。たぶん