読書時間:3h
一読:あり(たぶん)
再読:なし
R指定:なし
著者:東野圭吾
刊行:2013年2月
価格:648円+税
出版:光文社文庫
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緋田宏昌は、風美が実子でないことが分かってしまう。しかも、
過去に連れ去られた新生児だった。
元オリンピックスキーヤーの緋田宏昌は、風美にスキー技術を教え込む。
注目を浴びれば親子関係がバレてしまうかもしれないのに。スランプに陥っている風美に対し、
『血の滲むような努力を実らせる方法を知っているにもかかわらず、犯罪を隠したいという勝手な理由だけでそれを教えないのは、スポーツに対する冒瀆だと思った。』
いいねぇ、ぼくはそういう「まるで劇画」っていうような根性を持ってるヤツにグッとくるんだ。
緋田宏昌は最後まで好感の持てる人物でした。それだけに、
ほとんど登場しない、どんなヤツかも分からない上条文也がホシとは、後味の悪さも伴ってイマイチでした。
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物語の重要な要素でもある遺伝子パターンは、架空ではない。
個人でも検査できる時代になっているが、ここまで進んでいるとは思わなかった。
スポーツ遺伝子検査
遺伝子パターンはあるのかといえば 「ある」
でもそれは、
努力もせずに結果に繋がる魔法ではないと思う。裏を返せば、
努力をすれば結果に繋がる才能ということ。
Bパターンを持つ鳥越伸吾は初めてにしては上出来だが、ギターを弾きたいのでクロスカントリーに身が入らない。
その後は書かれていないが、このまま続ければ、そこそこの結果を残して終わるのだろう。
久しぶりにユーグレナマイヘルスを覗いたら、「猫アレルギーの検査項目が追加されました」だって。
平和だねぇ~
本作品はwowowでドラマ化しています

