色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 | サンディの今日もワイン

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サンディがワインと本についてあれこれ言います。

2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。

読書時間:3h
一読:あり
再読:判定不能
R指定:R18
著者:村上春樹
刊行:2013年4月
価格:1700円+税
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親友たちに切られた多崎つくるが、過去を取り戻そうとする物語

 


初村上春樹おめ!

 

ノーベル文学賞候補と言われ続ける村上春樹を一回も読んだことがなかったので、一度読んでみようと思い立った。
棚にあったのは、「ノルウェイの森(上下)」と「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
前者は男女の話というのは知っていて、後者はまったく知識なし。この2択なら後者だろう。

死のうとしていたところから始まる物語は続きが気になってしょうがないというほどではなかったけれど、読後感はよかった


過去が明らかにはなったとはいえ、親友たちから絶交されたという わだかまりがスッキリするはずがない。

 

残りページが少なくなり、最後の告白の行方は!?と思ったら、まさかの、、、

全てのモヤモヤを回収する昨今の物語に毒されていることに気付いた。物語全体から見れば回収の必要はない。
これが映画だったら、観た後にあの2人はどうなったかという話で盛り上がれると思う。

 

村上春樹が音楽に詳しいというのは「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を読んで知っていた。ジャズ、クラシックに詳しければ、さらに物語が楽しめたと思う。(だからといってジャズに傾倒しないけどahaha;*

 

ストレートな表現のセックス(妄想)は電車の中で困った。なぜノーベル文学賞候補なのだろう。