長生きすりゃいいってもんじゃない | サンディの今日もワイン

サンディの今日もワイン

サンディがワインと本についてあれこれ言います。

2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。


100歳の日野原さんと頭の体操で有名な多胡さん(86歳)が世に送り出した本のタイトルが、
「長生きすりゃいいってもんじゃない」
このタイトルはハナマルだ
参考)ブランド「メディア」の作り方

残念ながら沁みた言葉は無かったが、読後感がいいのは、長い話しにならないこと、戦争の話にならないこと。そして著者の2人が長生きしようとしているのではなく、結果として長生きしていることだと思う

250p超えの本だが、3つでまとめると、苦労は買ってでもしろ、寛容であれ、前向きであれというところか。(まとめなくていいか
計186歳の方々の言葉が沁みなかった自分の精神年齢は90歳てところだろうか。病んだり死を間近に感じると人生の意義を感じ始めるものらしい。生き急いでいるので、細かいことに腹を立てたり、後ろ向きに生きてる暇がないだけだが。

でも実は一つだけ沁みた。

「葉っぱはなぜ緑なのだろう?」

早押しクイズが如く「葉緑素が緑だから」と浮かんだが、正解は、
「葉っぱが黒なら生命は生まれなかったから」
生命の奇跡に心打たれました。人は生かされているのだと気づいても何の得にもならないけど。やはり自然はスゴイ

強者の理論が書かれていたのでその指摘
歳をとると自由な時間が大幅に増えると書いてあるが、それは働く必要の無い人たちのことだ。現在50歳の現役世代の2割はリタイア後も収入を得る必要がある。
また、家を買うより介護ホームを勧めていたが、そこに入れる人はさらに限定される。弱者に視点をあてた生き方も提示して欲しかった。

メモ
不毛地帯はリアルだった。山崎豊子の小説はフィクションじゃないな