原発事故はなぜくりかえすのか | サンディの今日もワイン

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2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。


批判的なタイトルを付けながら実は原発寄りかと思ったら中立の立場で好感が持て、信頼できる何かを感じた。
著者は立ち上がり当初から原発に関わっており、その経験を元に書いている。
1章では、新卒が浅い経験で語っている様だったが、実は原発そのものが浅かった
分かっているのが誰もいない状況では、原子力村ができるのは自然な流れかもしれない。

3章では、放射能の取り扱いについて触れている。
ここでは、理論は物理でも取扱いは化学という現実を思い知らされた。放射性物質が特殊なことなんて何もない。固まるし、容器にこびり付くし、化学種を発生させる。原子力だからというのは免罪符にはならない。漏れないという理論は机上だけだろう。

4章以降、原発関連機関の、検証なし、隠蔽、改ざんについて語られている。
ふと、これって検察と同じだと思った。
結果を想定し、それに経過を合わせる手口はどのお上も同じだ。
面子を気にしてるのだろうが、潰れるほどの面子があると思っている事自体に笑ってしまう

残念ながら著者:高木仁三郎は2000年に永眠。彼が提唱する「パッシビズム」は自然に逆らわない心地よい手法と思えた。
今の現実をみたら彼は何と言うだろうか。