2014年7月26-27日にかけて、今年も恒例の27時間テレビが放送されました。

今年のメインMCはSMAPの五人。

思うこと、考えること、得られたもの、感じたもの、たくさんありました。


結果、最終的にたどり着いたのはSMAPは最高で最強のアイドルだということです。


現在の平均年齢は40歳を超えているのでしょうか。ギリギリまだかな?中年の五人。突如シリーズを抱えた五人。ちっちゃい頃から問題児だったあの五人が今…結成から27年経った今、まだ芸能界でトップに君臨していることに本当に感動しています。

今年の目玉といえばなんといっても27曲45分間のノンストップメドレー、そしてなにより、元メンバーである森君からの手紙という最高のグランドフィナーレ。涙を流すリーダー中居正広の姿を見て、私は胸が苦しくなりました。


森くんがSMAPを脱退する際、彼は中居さんに「ずっと一番でいてほしいね、絶対に」と言い切りました。

「周りとか関係なく、自信を持って、もっと色々やってほしい」と。

それに対して中居さんが「一番じゃなきゃダメだよな」と噛み締めるように答えたあの時から、もう何年も、何年も。一番であり続けるSMAPは、森くんとの約束を守り続けています。


SMAPほど最強で最高な国民的モンスターアイドルグループ、ほかにはいません。

彼らは背中に圧し掛かった期待、不安、好奇心、プレッシャー、そのすべてを超えて頂点に立っています。しかしその頂点は常に流動的で、一生果ての無い、ゴールも答えもない場所です。


類稀なカリスマ性、《キムタク》というまさに偶像性の中で批判も喝采も中傷も賞賛もすべてその体に受け止めてきた強靭な男と、抜群の統率力と冷静かつシビアな判断力を持ちながら足並み揃えて歩くことを大切にする人情の男。木村拓哉と中居正広という正反対が故にいつも背中合わせになる上二人。そしてそんな化け物みたいな二人と常に同じグループにいなければならない宿命を受け入れた下三人。中間管理職であるがゆえに柔らかく繊細な精神を保ち、愛情に満ちた優しさの男。頑固で天然で子供のように純粋な部分を見せながらここ一番で誰より自分を追い込める男。誰よりも上手に生きることを知りすぎて、誰よりも不器用になってしまった男。


SMAPというのは、やんちゃで、めちゃくちゃで、格好良くて、ただの男の子で、繊細で、大胆で、厳しくて、熱くて、可愛くて、愛おしくて、そして、最低で最高な男たちなのです。


さて、この辺りでブログタイトルに触れましょう。

『指原莉乃と中居正広』

私は彼らSMAPが好きですが、同じように48グループのことも好きです。心を込めて応援しています。

今回27時間テレビのノンストップメドレーをHKT48(元AKB48)指原さんも実際に会場で見ていました。


SMAPを紹介するようなあの一曲「CRAZY FIVE」のあと、カメラに映し出された指原さんの涙に潤んだ表情を、私は簡単に見逃すことが出来ませんでした。

「CRAZY FIVE」はご存じ中居正広が作詞作曲しています。途中、ほかの四人に囲まれ、剛くんが一人で歌うパートがありますよね。


So far away! この胸の奥に…
過ちをおかし続け それでも信じてた…


この部分ですね。本番、剛くんがここで感極まっていました。

剛くんがこの歌詞を歌う意味。

中居さんが剛くんにこの歌詞を歌わせた、もしくは彼に向けてこの歌詞を書いた意味。

それを思うと、やはり指原さんの涙には感動以外の感情があったのではないかと思っています。


スキャンダルだらけのSMAPです。彼らにとってスキャンダル(特に恋愛絡み)はもうそんなたいしたことではありません。

しかし、数年前、指原さんに降りかかったスキャンダルは彼女の人生を一変させました。
アイドルとして生きながら、堕ちることも輝くことも傷つくことも守ることも経験した指原さんにとって、剛くんが流した涙は自分の涙とどこか似ていたはずです。

普通のアイドルでなくなった自分、過ちをおかしてしまった自分、それでも支えてくれる人がたくさんいるということ、全部実感できる彼女だからこそ溢れる想いを噛み締められたんだと思います。


2012年7月22日、指原さんはSNS上でこんな発言をしています。


『SMAPさんのファンの方の涙に感動したー。もちろんSMAPさんの歌にも。オリジナルスマイルすき!』

これは、二年前いいともメンバーがメインパーソナリティを務めた27時間テレビの際に発せられたものです。
マラソンを走る剛くんのために、SMAPのメンバーが「オリジナルスマイル」を歌ったあの瞬間、指原さんも同じ空間にいました。


そして今回、ツイッター上ではこんな発言をしています。

『ファンの皆さん優しかった  一緒に「ゲッチュー」の練習して、本番も目を合わせてタイミング教えてくれたから元気に「ゲッチュー」できたー!みんなで楽しめて、歌の力って偉大。』
『27時間テレビのライブに参加させていただきました。すごく素敵な時間だった。体力がない中で、あの輝き。そして、ファンの皆さんの頑張れ!の声。ファンの皆さんのパワーってすごいんだなって感じた。。本当に感動しました。お疲れ様でした!』


指原さんは今、HKT48というアイドルグループの中で大きな役割を担っています。グループをまとめる中核、グループを大きくしていく広告塔、そしてグループで「一番」のアイドルです。

ライブの構成アイディアを出したり、リハーサルで注意したり、最近はプロデュースの視点で舞台に立つことも多くなりました。


中居さんは常に、ファンが見ている自分たち、の姿を想定しています。

よく言っていますが、「自分が楽しくなくても、見てくれてる人が楽しければそれでいい」と。


指原さんを見ていると、そんな中居イズムに少しずつ近づいているような気がするのです。

番組での立ち振る舞い方を見ても、司会者や番組側の意図を把握し応えようとしている姿も、メンバーのことを常日頃冷静に捉えているところも、自分がどうこうよりまず求められていることは何か考えるところも。そしてなにより、ファン想いなところも。

ツイッターでも書いていますが、彼女はノンストップメドレーライブのあとも実際に「ファンの方が凄くて」と話してくれました。彼女自身、常にファンと近い距離にいます。スキャンダル当時、ファンの存在はいい意味でも悪い意味でも大きかったことでしょう。


誰かが自分を求めてくれている限り、そこに立ち続ける。


SMAPも、指原莉乃も、多分、同じ思いでアイドルをやってるんだと私は思うんです。




歌はあまり上手じゃありません。
お芝居も、とびきり上手じゃありません。
好きなことには一直線です。指原さんはハロプロ、中居さんはジャイアンツ。
グループではMCを務めます。
グループでは最年長。
舞台から降りると意外と無口です。
業界のことに関してシビアです。
お酒は家で飲みたいタイプで、お家に人は入れたくないタイプ。
年上に好かれます、可愛がられます。
お話するのが得意です。
ライブの煽りが上手です。
トークの尺を調整するのが仕事です。
ライブの大箱ではまず一番遠くを意識します。

あら不思議、こんなに共通点のある二人。



「芸能界に執着心がない人はいりません」
指原さんはスキャンダルがあった当初、プロデューサーである秋元康にそう言われたそうです。

中居さんは昔言ってましたね、「SMAPのない芸能界に未練はない」と。


数年後、そんな彼女と彼が同じ画面の中にいてくれるだろうか。
指原さんがいつ、アイドルを辞めるかはわかりません。ただ、私はSMAPがジャニーズの常識を変えたように、指原さんには女性アイドルの常識をもっともっと壊してほしいなって思っているのです。