You 'N Me

Al Cohn - 『You 'N Me』

(1960年)

Al Cohn, Zoot Sims - ts

Mose Allison - p
Major Holley - b
Osie Johnson - dr

1.The Note
2.You'd Be So Nice To Come Home To
3.You 'N Me
4.On The Alamo
5.The Opener
6.Angel Eyes
7.Awful Lonely
8.Love For Sale
9.Improvisation For Unaccompanied Saxophones

(1960.06.01, 06.03)

...

『白人モダン・テナーの名コンビ、アル＆ズートによる

　スウィンギーでウォームな傑作。

　絶妙のチームワークと高度なジャズ・センスはここでも健在です。』

　─　国内盤帯の文章より

Al Cohn 名義の AL Cohn - Zoot Sims クインテット、３枚目になります。

相変わらず「白人モダン・テナー」なんて書いてありますが、３枚中もっとも控えめな紹介です。

さて、本作はステレオ録音ということもあり、Al と Zoot の聴き分けは簡単で、

右チャンネルが Al Cohn、左チャンネルが Zoot Sims です。

一応記しておきますと...

1.The Note（先 Al → 後 Zoot）
2.You'd Be So Nice To Come Home To（先 Zoot → 後 Al）
3.You 'N Me（先 Al → 後 Zoot）
4.On The Alamo（先 Zoot → 後 Al）
5.The Opener（先 Al → 後 Zoot）
6.Angel Eyes （※Major Holley のスキャットとアルコ（弓弾き）を交えたソロがメイン）
7.Awful Lonely（先 Al → 後 Zoot）
8.Love For Sale（先 Zoot → 後 Al）

...こんな感じとなります。

#6は、上にも書いた通り、ベースの Major Holley のショウ・ケースで、

同様の演奏は Coleman Hawkins の『Hawkins! Alive! At The Village Gate』でも聴かれます。

また #4,#8 などは Zoot Sims お気に入りのスタンダードで、存分にアドリブが楽しめます。

#2 も粋な感じのするテーマ部で心地よい演奏ですね。

やはり「ステレオ」録音は、音もよく聴きやすいです。

Al Cohn の３枚では、一番イイ感じではないでしょうか。

...

https://www.youtube.com/watch?v=93O9wiOxeLM

The Note

https://www.youtube.com/watch?v=l67OK1tdsCk

You'd Be So Nice To Come Home To