Buddy DeFranco - 『Live Date!』
(1957年)
Buddy DeFranco - cl
Herbie Mann - fl, ts, bcl
Victor Feldman - vib
Pete Jolly - p, acc
Barney Kessel - g
Scott LaFaro - b
Frank DeVito - dr
1.Oh, Lady Be Good
2.Satin Doll
3.My Funny Valentine
4.Blues For Space Travellers
5.Tin Reed Blues
6.Crazy Rhythm
7.Medley: I'm Glad There Is You / There's No You
(1957.8)
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前回の『Cooking The Blues』から2年経過して制作されたのが本作です。
2年の間に全く録音がなかったのかどうかは知らないのですが、
本作はメンバーを拡大して7人(Septet)で制作されました。
無名時代(?)の Herbie Mann や Scott LaFaro が参加しているのが興味深いです。
また、 Pete Jolly はアコーディオンというジャズでは珍しい楽器の演奏も披露しております。
どの曲も編曲という程ではないですが、ヘッド・アレンジ(?)がしてあって、
いわゆる「ウェスト・コースト・ジャズ」を感じさせる...ような気がします。
「気がします」と書いたのには理由があって、「ウェスト・コースト・ジャズ」というのは
単に地理的なもの以上の意味がないから...と私は考えているからです。
テーマがあって、アドリブ・パートを経てテーマに戻る...これは 1950年代のジャズなら
ごく普通の展開だからと思うからです。
要するに、本作も人数が拡大されていますが、テーマ~アドリブ~テーマという様式美が
感じられるからなのです。アップテンポの #4 を聞いてみれば納得です。
ですので、「ウェスト・コースト・ジャズ」なんていう枕詞(?)を意識せず、
先入観を捨てて西海岸のハードバップと思って聴いてみればよいのではないかと思っております。
...
https://www.youtube.com/watch?v=U1xbFMGkNUk
Oh, Lady Be Good
https://www.youtube.com/watch?v=Vf_0XY-co2c
Satin Doll
https://www.youtube.com/watch?v=NihudzS3oM8
My Funny Valentine
https://www.youtube.com/watch?v=8elLQlh_bbI
Blues For Space Travellers
https://www.youtube.com/watch?v=Hr2thPNb5_k
Tin Reed Blues
https://www.youtube.com/watch?v=BcmNTd4a8Jc
Crazy Rhythm
https://www.youtube.com/watch?v=sYkfSHTGMXg
Medley: I'm Glad There Is You / There's No You