Buddy DeFranco - 『Sweet And Lovely』

(1954年,1955年)

 

Buddy DeFranco - cl

Sonny Clark - p, org

Tal Farlow - g (#1~#5)

Gene Wright - b

Bobby White - dr

 

1.Getting A Balance
2.That Old Black Magic
3.They Say It's Wonderful
4.But Beautiful
5.The Nearness Of You
6.What Can I Say After I Say I'm Sorry
7.Moe

(#1,#2 ... 1955.8.12)

(#3~#5 ... 1955.8.26)

(#6,#7 ...  1954.9.1)

 

...

本作は 1954年と 1955年のセッションから選択されたアルバムです。

1954年のセッションは、前作までと同じメンバーで、

1955年のセッションは、ギターの Tal Farlow を迎えての演奏です。

 

Tal Farlow はすでに紹介済みなので、自分の(過去の)記事をご覧ください。

本作でも独特の「太い」シングルトーンのフレーズで、存在感があります。

残りのメンバーは変更がありません。Sonny Clark も絶好調です。

とくに #4,#5 では Sonny Clark がオルガンを弾いていまして、貴重な録音です。

 

主役の Buddy DeFranco は、本作でも流麗なフレーズで魅了しています。

伴奏がオルガンの #4,#5 は、ぐっとテンポを抑えたスロー・バラードですが、

DeFranco をはじめ Farlow も雰囲気満点です。

聴きどころの多いアルバムで、前作までの路線とはちょっと違いますが

Sonny Clark のオルガンなど好印象の1枚です。

 

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Getting A Balance

 

That Old Black Magic

 

They Say It's Wonderful

 

But Beautiful

 

The Nearness Of You

 

What Can I Say After I Say I'm Sorry

 

Moe