Buddy DeFranco - 『Jazz Tones』

(1953,54年)

 

#1,#2

Buddy DeFranco - cl

Kenny Drew - p

Milt Hinton - b

Art Blakey - dr

 

#3 ~ #8

Buddy DeFranco - cl

Sonny Clark - p

Gene Wright - b

Bobby White - dr

 

1.When Your Lover Has Gone
2.The Things We Did Last Summer
3.Jack The Field Stalker
4.If I Should Lose You
5.Lover Man
6.Tenderly
7.Deep Purple
8.Yesterdays

(#1,#2 : 1953.4.20, #3~#8 : 1954.4.7)

 

...

本作は 1953年のセッションと 1954年のものを収録したアルバムです。

注目すべきは、#1,#2 のセッションも文句なしですが、

やはり #3 以降の Sonny Clark が参加した 1954年のセッションだと思います。

 

のちの Blue Note盤 『Sonny Clark Trio』『Cool Struttin'』 で聴かれる

ちょいとダルそうな Sonny Clark を連想したら、

いい意味で「裏切られる」 ことになろうかと思われます。

ひょっとしたら、まだ麻薬禍に陥る前のことなのかもしれませんが、

まるで Blue Note 時代とは別人のような溌剌とした感じは、この時期ならではのものです。

 

収録されている演奏はどれも素晴らしく、

Buddy DeFranco は絶好調で、「スピード感」を感じさせます。

 

例によってリンクを張ります。ぜひ聴いてみてください。

何度か再発されているアルバムなので、新品・中古盤ともに入手しやすいと思います。

 

...

When Your Lover Has Gone

 

The Things We Did Last Summer

 

Jack The Field Stalker (※おすすめです)

 

If I Should Lose You

 

Lover Man

 

Tenderly

 

Deep Purple

 

Yesterdays (意表を突くファスト・テンポ、吹きまくっています。)